シワ・たるみをなくす！自宅でできるスキンケアのポイント

40代になると30代まではあまり気にならなかったシワやたるみも少しずつ目立つようになってきますよね。

老化が原因のシワやたるみは諦めるしかないと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実はスキンケアのポイントを押さえるだけで、老化によるシワやたるみを予防して若い肌年齢をキープすることができるのです。
40代になってからでも始められる、アンチエイジングとして有効な自宅でできるスキンケアのポイントをご紹介します。

1 加齢によるシワ・たるみの原因って何？
2 まとめ
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加齢によるシワ・たるみの原因って何？

40代から押さえておきたいのは加齢によるシワ・たるみの原因が何かということです。
これがわかっていないままスキンケアを行なっても正しいスキンケアができず、場合によってはシミやシワを増やしてしまうことにも繋がります。
シミやシワ、たるみなどエイジングによる悩みの原因には共通しているところがあり、加齢によってエストロゲンやコラーゲンが減少してしまうことが主な原因だと言われています。
その直接の原因は紫外線で、20代・30代の若い時にはキープできていたハリや弾力も、40代まで紫外線を浴び続けると徐々に失われていきます。

正しい方法で洗顔を行う

毎日の洗顔は正しい方法で行うことができていますか。
女性の場合には化粧をするので化粧品の汚れなどが毛穴に詰まり、そこから毛穴が広がってしまう恐れがあります。
毛穴にもいくつかの種類がありますが年齢を重ねてから怖いのがたるみ毛穴です。
たるみ毛穴はハリがなくなって重力に負けてしまうことで広がってしまった毛穴のことで、これが更に悪い状態になっていくと毛穴と毛穴が繋がったように見える帯状毛穴ができてしまいます。
毛穴と毛穴が連なるとそれがシワのような状態になってしまうので、そうなる前に早めのケアをすることが大切です。
毎日必ず行う洗顔を正しい方法で行っていくこともその一つで、毛穴をなくしていくためには洗顔で汚れをしっかり落としていかなければなりません。

その方法は肌に合ったクレンジングを使って化粧品を落とした後、同じように自分の肌に合う洗顔料を泡立てネットなどを使ってよく泡立てます。
洗顔料はまずTゾーンから顔に乗せていき、次にUゾーンに泡を乗せて軽くマッサージをします。
最後に皮膚が薄い目元や口元に泡を乗せますが、皮膚が薄い部分はシワができやすいのでこすらないように注意をしましょう。
汚れを浮かせたらぬるま湯で20回ほどかけてすすいで肌に付いた汚れをしっかりと落とし、タオルでポンポンと軽く押さえます。
ぬるま湯の基準はだいたい30～35℃くらいなので、これを目安に温度を設定してみてください。
洗顔で刺激を与えすぎるとシワやたるみができやすくなってしまうので、ダメージを与えないように気を付けることが大切です。

紫外線対策をする

シワやたるみの原因として挙げられることが多いものには紫外線がありますよね。
夏に日焼け対策を全然しないままアウトドアを楽しみ、肌がダメージを受けて真っ赤になったり真っ黒になった経験は誰もが一度はあるのではないでしょうか。
シワやたるみはその紫外線が積み重なり、若い頃から受け続けていたダメージが30～40代になってから見た目に表れたものです。
アウトドアなどで一気に火傷状態になって一度は落ち着いたと思っていた紫外線のダメージが肌の奥の方で蓄積されていたということもありますし、冬など紫外線が比較的少なくなっている季節に何の対策もしていなかったことで蓄積されてしまった紫外線のダメージが出てくることもあります。
冬の紫外線は肌が黒くなりにくく量も少ないので気付きにくいのですが、紫外線がゼロにならない以上、油断せずに紫外線対策をしていかなければシワやたるみが表面に出てきてしまうのも早くなってしまいます。

紫外線対策としては日焼け止めを塗ってこれから浴びる紫外線のダメージをできるだけ防いでいくことと、体の内側からメラニンが過剰に生成されるのを防いでいく必要があります。
体の内側からケアしていく場合はビタミンCやビタミンE、リコピンなどアンチエイジング効果の高い栄養素を使ったバランスの良い食事を摂ることを心掛けましょう。

有効成分が配合されたスキンケア化粧品でお手入れをする

既にできてしまったシミやくすみは直接肌に塗るスキンケア化粧品でケアしていくことでターンオーバーを促し、薄くしていくことができます。
40代からのスキンケア化粧品も多いですが、これはシミやたるみなどのエイジングによる悩みを解消させる有効成分が豊富に含まれています。

40代からは乾燥を改善させてくれるセラミドや肌のハリを取り戻しシミやくすみを薄くしてくれる効果の高いビタミンC誘導体、老化によって減少するコラーゲンを増やす働きのあるレチノールなどの有効成分が配合されたスキンケア化粧品を選ぶのがポイントです。
成分が自分に合っているものを選ぶことは必須ですが、それだけでなく年齢に合ったものに変えていくことも大切です。
ずっと使っていた化粧品が合わなくなったということがたまにありますが、それも年齢やライフスタイルによって肌質が変化しているからでもあるからなのです。
肌質が変わるごとに自分でその時の肌の状態に合った化粧品を選んであげることが肌の老化を抑えるためにも有効だと言えます。

シワやたるみに有効な体操

シワやたるみなど顔に出るエイジングの悩みの原因は、表情筋の衰えだと言われています。
接客業ならまだ良いかもしれませんが、デスクワークの場合には仕事中もずっと無表情で集中している時間が続くこともあり、表情はどうしても固まってしまうことも少なくありません。
そのような時は家に帰ってからで良いので、表情筋を動かしてほぐしていくようにしましょう。
表情筋を使う体操には主に2種類の体操があり、それはあいうえお体操とベロ回し体操です。
あいうえお体操は大きく口を開けながら、筋肉を使うことを意識して一文字ずつハッキリと発音するように口の形を作っていき、これを3分ほど繰り返します。

もう1つのベロ回し体操は舌を歯に沿って左回りでぐるぐると1周動かし、これを20回行います。

左が終わったら右にも同じように20回回してこれを1セットとします。

ベロ回し体操は1日に3セットを目安に行ってください。
この2つの体操を行うことによって普段使わない表情筋を上手く使うことができ、ほうれい線やたるみが解消されます。