この世に生まれてから、長い間育ててくれた親に何か親孝行したい…そう考える人は多いのではないでしょうか。人生には卒業や就職、お祝い行事など親孝行できるタイミングがたくさんあります。
タイミングはたくさんあるのですが、照れてしまって感謝を伝えられないこともあります。
ここでは、親孝行って何をすればいいのか分からないという人のために、おすすめのプランをご紹介します。
親が子供に求めること
「元気でいてくれればそれだけで良い」という親の言葉を聞いたことがあるでしょう。親は何か特別なことを子供に望んでいるわけではありません。一般的に、親は以下のことを願っています。
・元気で幸せに暮らしている
・警察のお世話になるようなことはしない
・親より長生きしてほしい
何か高価な物をもらうということよりも、一生懸命育てた子供がきちんとした大人になっていたり、元気で幸せに過ごしていることが分かると、安心しますし嬉しいのです。
親孝行するのにおすすめのプラン
親が「物をもらうより子供が幸せに暮らしているほうが嬉しい」と思っていると分かっていても、親への感謝の気持ちを表したい、伝えたい人も多いでしょう。以下に、親孝行におすすめの10のプランをご紹介します。
1.電話やメールをする
毎日仕事していると、親と頻繁に電話やメールをすることはなかなか難しいかもしれません。そういった人は休みの日に親と連絡を取り、近況を聞いたり話したりしましょう。
また、普段はメールのやりとりしていても、あまり電話を掛けない人は電話を掛けて話しましょう。親は子供の声を聞くと安心しますし嬉しいものです。
2.手紙を渡す
生まれてからずっと育ててくれた親には1番感謝しなければいけないのに、なかなか口で伝えることが難しい人はたくさんいます。そのような人は手紙を書いて渡してみてはいかがでしょう。
手紙だと普段言えないことも伝えられますし、親の手元に残るので嬉しく思ってくれます。
3.プレゼントする
やはり、何かプレゼントしたくなるものです。親が何を欲しいのか分かっている場合はそのものをプレゼントできます。親の欲しいものが分からない場合は、親の趣味嗜好を考えましょう。
そうしてプレゼントされたら、自分のことをよく考えてくれたんだと喜んでくれます。
4.旅行をプレゼントする
親が欲しいものをプレゼントをするのが1番ですが、何が欲しいのか分からない場合もあります。そんなときには、旅行のプレゼントが喜ばれます。普段過ごさないところでゆっくり過ごすと、心身ともにリラックスできます。
また、子供から貰ったプレゼントの旅行だと、特別感が一層増します。ただ、旅行はそれなりの値段がしますので、お財布と相談して無理のない範囲で行いましょう。
5.一緒に旅行する
親だけでなく、子供も一緒に旅行に行くのです。普段離れて住んでいるとゆっくり一緒に過ごすことが難しいのですが、旅先で一緒に過ごすことで色々な会話が生まれます。子供と一緒に時を過ごすことは親にとってかけがえのないものなのです。
旅行先で撮った写真を後で見返すと、話が弾んで一層喜んでもらえます。
6.親の誕生日にお祝いする
誕生日は1年の中で最も大切な記念日です。年を重ねると、誕生日を嬉しく思わなくなりますが、子供がお祝いしてくれると実に嬉しいのです。誕生日プレゼントを渡すのもいいですし、普段行かないようなお店で食事するのも喜ばれます。
場所はどこであっても一緒に過ごせることを何より喜んでくれます。
7.自分の現状を伝える
離れて暮らしていると、子供が今どういった感じで過ごしているのか、仕事は上手くいっているのか分かりません。仕事でも私生活でも良いので自分の近況を伝えましょう。すると、子供が社会人としてきちんと過ごせていることが分かり、安心します。
親にとって子供は何歳になっても心配な存在なので、連絡を取って現状を伝えましょう。
8.帰省したときに実家のことをする
帰省したとき、家でゆっくり寛ぎますよね。慣れ親しんだ家はホッとするものです。しかし、たまには実家の掃除や親の手伝いをしましょう。年を重ねると、掃除しにくくなる箇所が出てくるので、そこを掃除するととても喜んでくれます。
また、家を離れる前は料理を一切しなかった人が親のために料理することもいいでしょう。美味しければ格別でしょうが、どんな味であっても親からすれば嬉しいものです。1人で作るのもいいですが、親と一緒にキッチンに立つのも喜ばれます。
9.結婚する
結婚するかしないかは本人次第ですが、親は子供の結婚を気にかけているものです。誰か良い人はいないのか、付き合っている人といつ結婚するのか、考える親は多いです。
子供からすると大きなお世話だと感じるかもしれませんが、結婚して家庭をもつことを大抵の親は望んでいます。相手ありきのことなので、実行することは難しいかもしれませんが、結婚は親を安心させる・喜ばせることに間違いありません。
10.家族(特に孫)を連れて帰省する
親にとって子供の結婚はとても喜ばしいことです。喜びと同時に寂しさも感じます。なので、大型連休でもいいので、家族揃って帰省しましょう。一緒に過ごす家族が増えて、家全体が賑やかになります。
たくさんの笑い声や話し声が行き交うので、親がとても喜びます。特に、孫がいる場合はより一層喜びます。おじいちゃんおばあちゃんにとって孫は特別な存在です。孫の顔を見せることが十分な親孝行です。
親孝行の際に気を付けること
親孝行をしたいあまりに、無理しないようにしましょう。時間や金額など自分の出来る範囲で親孝行をしましょう。親孝行は親に感謝することが1番の目的なので、子供の無理が見えてしまうと、親がかえって心配する恐れがあります。
元気に過ごしていることに少しプラスする形で親孝行を考えてみるといいでしょう。
まとめ
親孝行って一見難しく感じますが、感謝を伝えるということを頭において考えると、どうすれば良いか気付きます。形に残るもの・残らないもの、何か特別なこと・特別なことじゃなくても何かしらで喜んでくれるのは間違いありません。