すこやか美生活

身体が柔らかいと身体が喜ぶ!身体が硬くても安心のストレッチで風邪も撃退

身体がもともと柔らかい方って羨ましいですよね。

身体がもともと異常に硬くて悩んでいるという方もいらっしゃると思います。

身体が硬くても特別日常生活に支障がない分にはまあいいかと思い、あまり気にしないという方も多いのではないでしょうか。

しかし身体が硬いままでは健康に対するデメリットが意外に多くあるようです。身体が硬いと聞くとあまり良いイメージを持たないという方も多いですよね。

日常的に運動をしている方やスポーツが得意な方は身体が柔らかいイメージですが運動ができるからと言って身体が柔らかいという訳ではないのです。

子どもの頃は身体が柔らかかったのに大人になるにつれてだんだん身体が硬くなってきたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

やはり身体が硬いよりも身体が柔らかい方がメリットがあります。

今回は身体が硬い方でも安心の簡単ストレッチ方法をご紹介致しますので今日から始めて風邪に強い身体づくりを始めませんか?

”身体が硬い”とは

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身体が硬い方は学生の頃の前屈などで床に手が届かないことや、自分の足のつま先に触れられずにいたことがあったかと思います。

大人になるまでは身体の柔軟性が問われるタイミングで自身の身体が硬いことを自覚する機会がありました。

身体が硬い人のイメージは運動不足や加齢、怪我をしやすいなどあまり良いイメージがないですよね。

大人になるにつれて身体が硬くなってきたという方は運動をしなくなったからかな、なんて思ったりしますよね。

あまり良くないイメージの”身体が硬い”というのは具体的にどのような状態なのでしょうか。

多くの方が筋肉が硬い状態や筋肉の柔軟性が衰えている、靱帯が硬いのではないかというイメージを持っているのではないかと思います。

しかし筋肉の状態以外でも関節の可動域が狭くなってしまっていることや骨盤が正常な位置になく歪んでいるが為に、身体が本来の正常な動作が出来なくなっていることなどが考えられます。

身体が硬い状態には個人差がありさまざまな要素が関係していると言われています。

前屈をする際に床や足に手が届かないという方は腰の骨や股関節の可動域が身体が柔らかい方に比べて狭いということです。

骨盤自体が正常な位置よりも後ろに傾いてしまっている可能性もあるようです。

身体が柔らかいと良いこと

身体が柔らかい人を見ると普段から運動をしているのだろう、スポーツ中も怪我をしにくいのだろう、若々しくていいなあと良い印象を持ちますよね。

実際に身体が柔らかいことにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

【スポーツ中の怪我を予防できる】

寒い日にエンジンをかけてすぐに車を走らせるのが車に良くないということと同じで人間の身体も十分に温まらないうちに、急激に動くとケガの原因にもなります。

何より運動するのに筋肉が理想の動きをすることができません。

スポーツをする前に十分にストレッチを行い、柔軟性を高めると筋肉を動かすことによって体温と同じように筋肉の温度、いわゆる筋温が上昇します。

身体を動かす前のウォーミングアップでストレッチを行うと運動中の怪我や筋肉痛を予防することができます。

筋温が十分に上がらない状態のままで運動を始めてしまうとひどい筋肉痛を起こしたり関節を痛める原因にもなってしまいます。

【腰痛や肩のこりの改善】

筋肉が張っている状態やこりなどは、肩こりや腰痛の大きな原因の一つです。

柔軟性が低いことで関節により大きな負担がかかってしまい痛みを引き起こすこともあります。

筋肉や腱が伸びることによって関節への負担を減らし、腰痛や肩こりの改善に繋がります。

【基礎代謝の向上で血行促進】

身体が硬いまま生活することは基礎代謝の低下や血行不良に繋がります。

ストレッチをおこなうことで筋肉を動かし代謝を高めることができる上に、筋肉のもつポンプ作用を利用して血行不良を改善することができます。

基礎代謝があがることはダイエットにも有効ですし、血行が良くなることは手先や足先の冷え症改善につながります。

基礎代謝が上がると風邪を引きにくくなるとも言われています。

ストレッチで風邪予防

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風邪などの菌や病原菌が体内に入ってきたときに細胞が病原菌と戦う力を免疫力と言います。

インフルエンザや風邪が世の中で大流行する時期にかかる人とかからない人がいるのは免疫力に差がある為です。

その免疫力を上げる方法の1つが、体温を上げ、基礎代謝を上げることです。

血行が促進されることによってスムーズに体中の細胞に栄養素を送り老廃物を排出することができるので、体中の細胞がイキイキとするのです。

そして血液中の白血球も病原菌をたくさん退治してくれます。

身体が硬い方も簡単に出来るストレッチで風邪に強い身体づくりをしましょう。

  1. 胡坐をかくような状態で両足の裏と裏を合わせ足の先を持って座ります。
    上体をゆっくりと無理のない位置まで倒していきますがこのとき背中が丸まらないように注意しましょう。
    背筋は伸ばしたままで前に倒して行きます。
    頭を足につけるイメージではなくお腹が床に着くようにお腹を足先へ引き寄せるイメージをするとやりやすいです。
    股関節のストレッチになります。
  2. 四つん這いになり、両手をそのまま動かさずお尻がかかとにつくまで下げていきます。
    さらに両腕を前に動かしてゆっくりと伸ばしましょう。
    背中のストレッチになります。
  3. 仰向けになり足をまっすぐ伸ばします。
    片方の足はそのままに、もう片方の足を曲げ、左足なら右に、右足ならば左に倒し腰をひねります。
    無理はせずに気持ちよいな、腰が伸びてるなと感じる程度に行います。
    左右交互に5秒ほどキープします。
    腰のストレッチになります。

このように簡単に出来るストレッチでも継続することで基礎代謝アップに繋がります。無理のないように注意しましょう。

簡単ストレッチを始めよう

身体が硬い方が身体を柔らかくするためにストレッチすることは効果的ですが、闇雲に行っても意味がありません。

身体が硬いといっても、肩が回りにくい方もいれば腰をひねりにくい方もいらっしゃいます。

まず、硬いと思われる部位をご自身で把握しましょう。ストレッチは行うタイミングによって効果が出やすい場合と出にくい場合があります。

身体が温まった状態の入浴後や軽い運動後に行うようにしましょう。