社会人になると学生の時とは生活がガラッと変わりますよね。
なかなか新しい環境に馴染めなくて、もしかしたら自分は社会人に向いていないのかも?と思ってしまう新社会人の人も意外と多いです。
学生の時はどちらかというと受け身で授業を聞いていれば良かったですが、社会人として求められることは言われたことをただやるだけでなく、自分から積極的に動くことです。
特に、学生時代にバイト経験もなかった新社会人だと戸惑うことも多いでしょう。
そこで今回は新社会人が陥りがちなパターンとその解決策をご紹介します。
新しい生活リズムに慣れない
学生の時は夜遅くまで起きてテレビを観たり、お昼から授業を入れるといった自由なライフスタイルだった人も少なくありません。
そのような新社会人が陥りやすいのが、”新しい生活リズムに慣れない”といった問題です。
逆に、人によっては夜勤のある仕事を選んでしまって、きちんと朝型の生活だったのに不規則な仕事で寝なければいけない時間に眠れないといった悩みを持つ人もいるかもしれません。
新しい生活リズムに慣れないと仕事中も体に疲れが溜まりやすく、体調不良を引き起こしたり仕事でのミスをしやすくなってしまいます。
生活リズムに慣れない場合の解決策は、早めにその生活リズムに慣れるしかありません。
規則正しい生活に慣れない場合は休日でも仕事の日と同じライフスタイルを守るようにしたり、逆に不規則な生活に慣れない場合は夜勤の時間に合わせたライフスタイルにすると良いでしょう。
休日になっても体調が悪い時には無理をせず、一日でもしっかり寝ると疲れも取れやすくなります。
臨機応変に対応していくことが何よりも大切です。
仕事でのミスが多い
新社会人で仕事でのミスが多く、それを指摘されて落ち込む人もたくさんいます。
学生の時の勉強は間違えても自分の問題となるだけでしたが、社会人にもなれば自分のミスで会社全体に迷惑を掛けてしまうこともあります。
ミスを繰り返すと周りからの信頼を失うことにも繋がりかねないですが、一度ミスをしたことによって落ち込んだり苦手意識を持つことが、集中力をなくしてまたミスをするサイクルを作ってしまいます。
だからと言って、仕事でミスをしたらすぐにそのことを忘れるのもダメです。
ミスをしたらなぜミスをしたかの原因を探り、その都度反省するようにしましょう。
反省をして次はミスしないようにこうすると意識をすれば、自然とミスは減っていくはずです。
ずるずると暗い気持ちを引きずるのは良くないので、反省したら気持ちをしっかり切り替えるようにしてください。
自分なりのストレス解消法を見つけて、趣味などのプライベートでリフレッシュするのもおすすめですよ。
仕事が覚えられない
仕事がなかなか覚えられなくて忙しい先輩や上司に何度も聞くのは気まずいですよね。
そもそも仕事は単純なものではないので、新社会人がすぐに覚えられないのは当たり前のことであるとも言えます。
わからないことがあった時に焦ってしまうと余計に混乱してしまうことにもなるので、何度聞いても覚えられないと思った時には一度頭を落ち着かせてから聞いてみることをおすすめします。
また、聞いても忘れてしまう人に多いのがメモを取らないことや、メモを取ってもぐちゃぐちゃのままでまとめられていないことです。
仕事を覚えられない人は”何がわからないのかがわからない”という状rd態で、これでは質問される側も何を答えたら良いかがわからなくて困ってしまいますよね。
そんな時には説明を聞きながらメモを取り、後でまとめて読み返してみることをおすすめします。
そうすることでその仕事の全体を把握することができ、わからないことが明確になります。
仕事の内容によっては3年でやっと理解できるようなこともあるので、気持ちに余裕を持って一つ一つのことをゆっくり確実に覚えていきましょう。
仕事を覚えてもメモはいつでも見れる状態にして、手元に置いておいてください。
人間関係が上手くいかない
仕事の一番の悩みとも言われるのが職場の人間関係です。
職場には年齢や社歴、性格がバラバラの人が集まっているので全く人間関係のトラブルがない職場の方が珍しいくらいです。
だからこそ、同期でも良いので職場で何かあった時に相談できる人を一人は作っておくことが大切です。
もし、パワハラを受けている場合は直属の上司に相談し、改善してもらうようにお願いしても良いでしょう。
仕事ができないことをいびられる時には、仕事を頑張って早く覚えてその人を超えるような努力をするのも一つの方法です。
社内の人には相談しにくい時には、会社とは関係ない友達に相談し、客観的なアドバイスをもらうのも良いかもしれません。
また、会社以外での自分なりのストレス解消法を作っておくことで、会社での人間関係も乗り切ることができます。
今の仕事が自分に合わないと感じてしまう
まだ入社したばかりなのに仕事が合わないと感じてしまい、悩む新社会人の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
希望していた業界に入れたのに想像と違った、希望した業界には内定をもらえなくて後悔しているなど、合わないと思う理由は人それぞれです。
新社会人が入社してすぐに天職だと思うことはほぼ100%ないので安心してください。
合わないと感じている時は本気で嫌で辞めたいのか、向いていなさそうだから続けるべきかを迷っているかを冷静に自分で判断してみましょう。
この仕事を選んで失敗したという場合は合わなかったのかもしれませんが、そうではなくミスが多いから向いていないと思っているなら合わないのではなくまだ経験が浅いだけかもしれません。
経験が浅いのなら、これから努力することによって自信を持つことができます。
どうしても合わなくて辞めたい場合にはずるずると長引くよりも、早く向いている業界に転職してそこでキャリアを積むのも一つの選択肢です。
数年経つと既卒や第二新卒扱いにはならなくなるので、若い人材が欲しいと思っている企業にアプローチするなら今がそのチャンスです。
まとめ
仕事は社会人何年目になっても”行きたくない”と感じることがあるものですが、お金をもらって生活するためにはその気持ちに勝って会社に行かなければいけません。
学生と社会人ではライフスタイルが大きく変わるからこそ行きたくないという気持ちが強くなってしまいますが、気持ちの切り替え方や解決策を実践していくことで行きたくないという気持ちを抑えてモチベーションをアップさせることができます。
最初の1年を乗り切ればあとは慣れていくので、是非入社した会社で頑張ってみてください。