顔に出来るしわは、見た目年齢を一気に上げる老化ポイントと言えます。

まだ20代であっても、スキンケアを疎かにしたり乱れた生活習慣を送っていては、すぐにしわだらけの顔になってしまいます！

男性でも女性でも、出来るだけ若く見られたいと考える方が多いと思います。そこで、しわだらけになって年齢より老けて見られないためにも、しわが出来ないような生活を送ることが大切です！

では、しわを作らないためにはどんなことに気を付ければ良いのでしょうか。ここでは、しわに負けない肌を作るケアや生活習慣をご紹介します。

いつまでも若々しい美肌をキープしたい方は、是非参考にしてくださいね！

20代でもしわは出来る！

10代の頃は、コラーゲンやエラスチンで満たされたハリのあるふっくらした肌を保っています。肌のターンオーバーも正常なため、紫外線などのダメージを浴びても、新しい肌に素早く入れ替わっていきます。

ですが、20代になると肌のターンオーバーが徐々に遅くなっていきます。同時に、紫外線や乾燥によるダメージが徐々に肌表面に現れ始めます。そのため、20代半ばでもしわやたるみが目立つ場合もあります。

また、コラーゲンやエラスチンも徐々に減少するので、肌のハリや弾力も落ちていくのです。

30代になると、20代の頃よりどんどんターンオーバーが遅れ、肌細胞の入れ替わりが少なくなってしまいます。肌の弾力や天然保湿成分も徐々に減少し、顔の表情筋も衰え、肌にはたるみやしわが現れます。

そして40代・50代になって肌はどんどん衰え、しわやたるみ、しみなどが強く出るようになります。

このように加齢とともに現れるしわですが、20代からターンオーバーが遅れるため、油断しているとしわが出来る可能性もあるのです。

しわを防ぐには

将来しわだらけにならないためには、早めのしわ対策が大切です。

そこで、しわを予防するために今から出来ることをご紹介します。

【紫外線から肌を守る】

紫外線を浴び続けていると、肌はダメージを受け、しわだけではなくシミやたるみまで招いてしまいます。

紫外線の強い夏だけ対策をするのではなく、1年を通して紫外線から肌を守ることが大切です。また、室内にいても窓から紫外線が入り込む場合があるため、油断せず、日焼け止めなどでしっかり肌を守りましょう。

日焼け止めは「朝塗れば1日中紫外線をカットできる」というイメージを持っている方も多いでしょう。ですが、汗や皮脂で日焼け止めの効果は薄れていきます。ですから、日焼け止めは2～3時間おきにこまめに塗り直すことが大切です。

また、特に紫外線が強い夏は、日焼け止めのほかにサングラスや日傘、UVカット効果のあるコンタクトレンズ、帽子などでしっかり肌を守りましょう。

紫外線は目からも侵入してくるため、外にいるときはサングラスの着用をおすすめします。

【肌をこすらない】

肌はとてもデリケートなので、ちょっとの刺激でも小じわやしわにつながります。ですが、メイクをするときや毎日の洗顔、クレンジングなどで知らず知らずの内に肌をこすってしまう場合があります。

こうした刺激の積み重ねで、深いシワにつながる恐れもあるのです。

■クレンジング

クレンジングは肌を強くこすってしまいがちです。ウォータープルーフのマスカラやアイライナーなど、アイメイクを落とすときに目を強くこすることもあるでしょう。目元の皮膚は特に薄くデリケートです。こすることで肌に負担となり、しわやたるみを招く恐れがあります。

アイメイクは他のメイクと一緒に落とさず、必ずポイントメイク落としを使って目元のメイクだけ先に落としましょう。

■メイク

毎日のメイクの際に、時間をかけてしっかりベースメイクをするという方も多いと思います。

ファンデーションや下地を肌に叩いて馴染ませる方法もありますが、肌を叩いて刺激することは小じわやしわにつながります。また、化粧水を肌になじませるときも同じで、強くパッティングすることは肌に負担となります。

このように、毎日のメイクでの刺激が、いずれダメージとして肌表面に現れてきます。

こんな事態にならないためにも、メイクをする際はなるべく優しく、強くこすることのないように気を付けましょう。

【保湿をしっかり行う】

肌が乾燥すると、肌表面のバリア機能が弱くなり、しわやたるみが起こりやすくなります。

そのため、毎日のスキンケアで十分な保湿を行うことが大切なのです。

保湿で最も重要なのは、化粧水で肌に水分を与えることです。保湿力の高い化粧水でケアすると、より乾燥を防ぐことが出来ます。特に、ヒアルロン酸やセラミドは、高い保湿効果を持っているので乾燥肌に効果的です。

乾燥が気になる部分は、一度馴染ませた後にさらに化粧水を重ね、二度付けをしましょう。500円玉くらいの量を2～3回に分けてつけると効果的です。

また、化粧水の蒸発を防ぐために、美容液や保湿クリーム、乳液などで蓋をすることもお忘れなく！

【パックで集中的に保湿する】

乾燥しやすい目元や口元は皮膚が薄いため、小じわやしわが出来やすい部分と言えます。

放っておくと、ほうれい線や目尻のしわ、目の下のたるみとなって現れる場合もあるため、乾燥しやすい部分は集中的に保湿しましょう。

週に1～2回は、シートマスクなどでスペシャルケアをして保湿しましょう。目元専用のクリームなどを使うこともおすすめです。

まとめ

いかがでしたか？

20代前半の頃はハリがあるため、肌の老化やトラブルを感じにくいでしょう。ですが、20代から徐々に肌のターンオーバーが遅れていくため、スキンケアを疎かにしたり乱れた生活習慣を送っていると、年齢に関係なくどんどん肌に老化現象が現れてしまいます。

その後は肌の老化が遅くなることはなく、老化現象が進んでいくばかりです。

いつまでも若々しい美肌を保ちたいなら、正しいスキンケアを行ってハリや弾力を失わないようにしましょう。また、睡眠不足やストレスを溜めこむこと、栄養バランスの偏った食生活を続けることでも肌老化を進めてしまいます。

しわに負けない肌を作るには、外側からのケアと内側からのケアで肌の衰えを予防することが大切です！