しわはどうしても年を重ねるごとに目立つようになってしまいますよね。
初対面で人に会う時も、もちろん知り合いに会う時もまず最初に顔をみますがそのときどうしても目がいってしまうのが顔や首元のしわです。
目元はもちろん口元やほうれい線まで、どうにかして消したいしわ、一つくらいありますよね。首なんかは年齢が出やすい所とも言われています。
せっかくいろいろな美容に気を遣っているのにしわのせいで実年齢より上に見られるのは悔しいですしどうにかしたいと思っている方も多いですよね。
しわは気付いた日から放置すれば濃く、深くなる一方です。
できてしまったしわの原因を知り、今以上にしわを増やさない為にもお風呂で出来る簡単な方法でしわによる老け顔とはお別れしシワの無かった頃のハリツヤを取り戻しましょう。
しわを見つけたら
しわは肌の老化現象の代表的なものです。まだしわがない方でも多くの方がいつかしわができてしまうのではないかと心配し、不安に思われているのではないでしょうか。
しわは年齢を重ねるとどうしても発生してしまうものだからとあきらめてしまうのか、 それとも、そのままにせず何か対策を講じることで、 しわができるのを防いだり、薄くすることに努めるかで将来のお肌も全然違います。
まずは今後しわができないように、できたしまったしわは何が原因なのかを明確にしておきましょう。
しわの原因
紫外線
美容に気を遣っている方とって何かと敵になるのが紫外線です。
紫外線はUVA波とUVB波という波長に別れていますが季節を問わず一年中曇りの日でも降り注いでいるのがUVA波です。
肌の真皮層にある膠原繊維(コラーゲン)や弾性繊維(エラスチン)を傷つけてしまい、ハリや弾力のない肌にしてしまう原因になります。
コラーゲンやエラスチンはお肌の奥で丈夫な土台を作って肌を支えてくれていますが、紫外線のダメージによってこの土台が壊され、たるみやゆがみができてしまいます。
それが皮膚の表面にヨレができてしまい、最後にはしわとして深く刻まれてしまいます。
20代までは新陳代謝が活発で紫外線を浴びたとしてもターンオーバーも早く肌の修復能力が高いため、すぐにはしわにはなりません。
しかし皮膚の奥深くの真皮層の細胞は一度浴びてしまった紫外線のダメージを忘れることはなく、そのまま記憶した状態になります。
そのため30代以降の修復能力が落ち始める時期になると、20代の時より紫外線対策を行なっている状態にも関わらず、20代で浴びた紫外線ダメージを真皮層が記憶していることによってたるみやしわを作ってしまうのです。
紫外線によって発生してしまうしわを予防するには、とにかく一年中紫外線対策を怠らないことが先決です。季節や1気候によっても紫外線の量はもちろん変化します。
それに合わせてお肌の負担にならないような、紫外線ブロック効果の違う日焼け止めに切り替えてしようすることをオススメします。
通勤やお買い物のものの10分でも1週間分になれば1時間ほどにもなります。少しのj間だからと手を抜かないようにしましょう。
乾燥
紫外線についで乾燥を気にされているという方も多いですよね。乾燥によるしわを予防するには兎にも角にも保湿をすることが第一です。
特に秋、冬、初春などの季節の変わり目は湿度が低く空気が乾燥するので部屋の湿度を下げないように加湿器なども置くようにしましょう。
湿度を上げるためにはお風呂が終わり使わなくなったら蓋をせずそのまま開けておいたり、寝る前に洗濯物を室内干しして就寝中も湿度が下がらないように心がけましょう。
また保湿用に化粧水などをスプレーボトルに入れて持ち歩き、乾燥が気になったらこまめにシュシュッと吹きかけるのも効果的です。
100円ショップにもスプレーボトルが置いてありますが、なるべく霧が細かいものが出る容器を選びましょう。霧の粒子が大きければ大きいほどメイクが崩れやすくなってしまいます。
筋肉老化
顔の筋肉は皮膚や脂肪などを支えるのに大切な役割を担っています。
加齢や顔の筋肉を動かさないで無表情な生活を続けていると、筋肉が老化・退化してたるみやしわのもとになります。表情豊かな方のほうが表情筋は衰えにくいよと言われています。
そして例えば急激に太ってしまい頬などに皮下脂肪が溜まったりすると、筋肉が増えた脂肪を支えきることができずにしわになってしまうこともあります。
逆に痩せてしまったときにも皮膚が余ってしまいたるんでしわができることがあります。
太る時には脂肪と一緒に皮膚も広がりますが、痩せた時に脂肪が減るのと一緒に皮膚は縮むことはありません。
健康的にキレイに若々しくダイエットを成功するためにも、しわができるほど急激に痩せないように気を付けましょう。
お風呂で簡単マッサージ方法
1:舌を使って
- お風呂に入りながら口を大きく開いて舌ベロを出します。
- 天井を見た状態で”アカンベー”をして20秒ぐらいキープします。
- 「アイウエオ」の形でゆっくり大きく口を動かします。
- 最後はイーッと笑った状態でなるべく口角をアップして20秒間キープします。
所要時間1分で簡単に出来ます。歯磨きのついででもOKです。
2:額のしわに
- 両手の指の腹で髪の毛の生え際を押さえます。
- 親指を後頭部に置いて固定します。
- 親指を軸にしてほかの指で皮膚を上に引き上げ20秒キープ
- 最後に力を抜いて皮膚をたるませます。これを5回繰り返しましょう。
3:首のしわに
- 両耳の下をそれぞれ薬指で押します。
- 指先全体で耳の下から老廃物を押し出すイメージで鎖骨に向かって一方向にマッサージします。
- 鎖骨下のくぼみに指4本をあて肩に向かって一方向に老廃物を押し出していきます。
- 鎖骨からわきの下にあるリンパ節へ老廃物を押し出します。
マッサージの方向は必ず一方向にしましょう。往復すると老廃物を戻すことになり、逆効果になるので要注意です。
4:シャンプーついでに頭皮マッサージ
頭皮マッサージの基本的な方法は、指の腹を使って髪の生え際から頭頂部に向かってマッサージをすることです。
押したり、もんだり、回したりしながら、頭皮を動かすようにマッサージをします。
力を入れ過ぎないように気持ちの良いくらいで行いましょう。
5:クレンジングついでに
- 人差し指の第二関節を90度に曲げます。親指はまっすぐ伸ばしたままの状態にします。
- 親指の先をこめかみに当て、そのまま曲げた人差し指の第二関節を眉頭から眉尻に向かって上まぶたの上の骨に沿ってマッサージします
- 下まぶたも同様に、これを5回ずつ行います。
終わりに
お風呂で簡単に出来るマッサージでお肌に負担のないようにシワのケアを行いましょう。頭皮はもちろん人間の皮膚は1枚で繋がっています。
頭皮からマッサージを行うことで皮膚のハリも変わってきます。
出来てしまったからと言って諦めずにマッサージなど出来る事から始めましょう。