家族と言えども、毎日一緒に生活していれば喧嘩やトラブルが起こることもあるでしょう。
ましてや、初めて子育てをするという家庭や小さいお子さんがいる家庭は、新米パパやママが気持ちに余裕が持てず、いつもより敏感になってしまいます。結婚して家族の輪が広がった分、喧嘩やトラブルが起こりやすくなってしまうこともありますよね。
では、トラブルを避けるためには、一体どうすれば良いのでしょうか。
ここでは、家族間でよくあるトラブルを回避するポイントについてご紹介します。ぜひ、参考にしてくださいね!
家族のトラブルを回避したい方へ
家族は関わりが深い分、ささいなことでもギクシャクしてしまうことがあります。そんなときに参考にしてほしいのが、「自分の心を守る方法」です。
家族間でのトラブルを回避するのに役立つ「自分の心を守る方法」を3つご紹介するので、大切な家族と仲良く暮らしていきたいという方はぜひ参考にしてください。
親としての自信や自覚を持つ
人間には、年齢の違いや地域の風習の違い、価値観の違いなど色々なギャップがあります。時にはそういったギャップが、家族の中でのトラブルを引き起こしてしまうことがあります。そんなときこそ、両親が「不安感」に左右されないことが大切です。
子供が生まれて親になれば、子供を可愛いと甘やかすことだけでは済まされない責任が生まれます。
子供が18歳になるまでは、心をかけ、手をかけ、そして目をかけて配慮を忘れないことが求められます。両親には、子供を守る責任があることを忘れてはなりません。
子供がいると、今まででは想像がつかなかった様々なことが起こるでしょう。そんなときこそ、「この子の親は私達だけだ」というぶれない軸を持つと、心の迷いも小さくなり気持ちが少し楽になります。
気持ちが少し楽になれば、家族と接するときにも感情的にならなくて済みます。
もちろん、最初から完璧な親になろうとしなくても大丈夫です。出来ることから少しずつ進んでいけば良いのです。「子育ては親育て」とも言われており、共に育っていくものです。無理をせずに、自分の心を守りながら子育てをし、子どもと一緒に成長していきましょう。
気持を整理する
結婚して、新しい家族が増えることで、夫婦もより深い関係となります。
今まではなかなか本音を言うことができない関係だったとしても、これからは本音を思いっきり言える、遠慮のいらない関係へと変化していきます。今までは表面に出さないで隠していたこともはっきり言えるようになったり、反対に、相手からはっきり指摘されることも多くなります。
ですが、相手の発言を「自分が責められている、自分が悪い」とネガティブに受け取ってしまうと、そのたびに落ち込んでしまいます。
相手をしっかり理解するにはエネルギーが必要ですが、子育てに一生懸命なパパやママは、気持ちに中々余裕が持てないでいるため、言葉一つに対しても敏感になってしまい誤解してしまうこともあります。
本音を言えるような深い関係になれたのだからこそ、相手から色々言われるようなことがあっても、全てを悪い方向に受け止めず、相手の気持ちを理解するように心がけましょう。
何か言われて感情的になってしまいそうなときには、
- 「嫌だと感じた」
- 「自分には出来ないな、無理そうだな」
- 「へぇ、そんな考え方もあるんだ」
- 「教えてくれてありがとう」
- 「なるほど、参考にしてみよう」
と、我慢せずに感じたままに相手に一度伝えてみましょう。
”嫌だな”と思う負の感情は、ため込んで放置してしまうと爆発してしまう危険性があります。自分自身の中で不快に思ったり辛く思った感情を、一度冷静に整理してみましょう。
自分の気持ちを整理することができれば、相手の気持ちも気配りや思いやりを持って考えられるようになります。たまには自分を労わって励まし、褒めてあげることも大切なのです。
もちろん、いくら家族でも感情に踏み込まれたくないこともありますよね。その境界線をはっきりさせることも自分を守る手段につながります。しかし侵入禁止ゾーンを広げすぎると、家族との交わりの楽しさが失われてしまいますので「ここまでならまだ笑って許せる」「これだけは絶対譲れない」というように、自分の中での境界線を明確にしておくのも良いでしょう。
優先順位を考える
家族が増えると、相手の両親や祖父母とのつながりも増えていきます。
「孫を可愛がってくれるのは嬉しいしありがたいけれど…。」「両家を平等に考えたいけど…。」
頭ではわかっていても、現実は中々上手くいかないことが出てきます。実際に、義父や義母との関係に悩んでいる方はとても多いようです。
例えば…
- 義父が初孫のわが子に執着していて困っている。自分が実家に度々行くことが気に入らない様子でどうすればよいのか困っている。
- 子供が生まれて主人の実家近くへ引っ越したけれど、自分の両親はそれが面白くないみたいで疎遠になってしまう…。
- 出産後、主人の実家に行くことや義母と一緒に出掛けることが多くなり、自分の母親がひがむようになってしまった。
などの悩みがあります。
新しい家族の誕生に、誰もが嬉しく、関わりたいと思うでしょう。ですが、両家同時に、「平等」に関わることは難しいため、今できることは1つだと割り切って、常に優先順位を考える癖を持ちましょう。
すべてを満足させることは難しいことですよね。それなのに自分に落ち度があると責め立て、身動きが取れなくなると子供に悪影響を与えてしまいます。家族間で子供を振り回すことは出来るだけ避けたいことです。
それぞれの事情や家族関係から状況を判断し、親であるあなたが責任を持ち、優先順位を付けましょう。常に、今の状況の中から優先順位を考えて行動することをお忘れなく。
何事もバランスが大切です!子供と自分たち家族が楽しく、快適に暮らしていける優先順位で生活しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
家族間はどんなに仲が良くても、様々なことが原因となり、トラブルや喧嘩に発展しがちです。そんなときには、ご紹介した「自分の心を守る方法」を思い出してください。
きっと、心がスッと楽になって、いつもよりゆったりと物事を考えられますよ。
大切な家族とずっと楽しく快適に過ごすためには、無理をせず、目の前の出来事に優先順位を考えることが大切です!決してキャパオーバーにならないように、自分らしく笑顔で頑張りましょう。