目元のシワが目立つと老けて見えがちです。
目元のシワの原因は、乾燥や紫外線などの影響もありますが、目の周りを取り囲んでいる眼輪筋の衰えが一番の原因です。
この筋肉は40代後半から衰え始め、まぶたのタルミや目尻のシワの原因になります。
目の周りのシワが気になる方必見です。
目次
手軽にできる目の周りのシワの改善方法5つ
1日たった5分で、目のまわりのシワは改善できます。
眼輪筋を鍛える筋トレをはじめ、さまざまなシワを改善する方法の中から、自分がやりやすく続けやすいものを選び継続しましょう。
1.眼輪筋を鍛える
顔の筋肉の中でも衰えやすいのが口輪筋と眼輪筋です。
目の周りのシワやタルミの改善には、眼輪筋を鍛えましょう。
- まず両手で顔を覆い、指先を生え際にあてて10回うなずきます。
- 次に左右の手をこめかみ(目尻の付近)にあて、また10回うなずきます。
- 最後は、左右の人差し指を眉頭にあてて、10回うなずきます。
2.骨気(コルギ)で目元のシワやタルミをとる
- 両手の親指の腹を目頭にあて、残り4本の指は、おでこにそえて軽く三角形に保ちます。
- 目頭から目尻にかけて、眉骨の骨を押していきます。
爪を伸ばしている場合は、グーの形にして親指で同じように眉骨を押すのがポイントです。
3.リンパマッサージで老廃物を流す
目の周りのリンパの流れが滞ると、肌の乾燥を招き、シワが増えます。
リンパマッサージをすることで、目の周りのシワの予防と改善ができます。
- まず、目を閉じて人差し指と中指、薬指の三本を目尻に置き斜め上に引き上げます。
- さらに眼輪筋を鍛えるには、上の動作をしながら思いっきり強く目を閉じます。
これを行うとリンパの流れがよくなり、シワやタルミが改善されます。
4.目のまわりのマッサージ
眉まわりの筋肉が老化してくると、目元の印象がぼんやりとしてきます。
眉を押し上げるようにすると、目の周りのシワの予防にもなり、目力がアップします。
- はじめに、両手で左右それぞれの眉の一番高いところ(眉山)を薬指と中指で押します。この時目線は下にします。
- 次に両手をグーの形にして、親指の関節で左右それぞれの眉頭から眉尻にむかって、血流を流します。
次に静脈マッサージですが、こちらは人差し指と中指、薬指の3本の指を使います。
- 右の首は左の指三本で、左の首は右指三本で、首の付け根の脈打つ部分の1㎝外側から、鎖骨に向かって撫でおろします。こすらずに優しく撫でます。
- その後、左右の眉の上に左右それぞれの3本の指を置き、耳の穴に向かって流します。まず、首の静脈を流してから目の周りの静脈を流すと、老廃物が流れやすくなります。
- 次に、まぶたも同じように軽く撫でて、やはり耳の穴に流します。
5.頭皮の引き上げマッサージ
両手の親指を耳の後ろの下の方のややくぼんだ所に置き、残りの4本で頭全体をつかみ、頭を引き上げるようにするだけです。
頭皮を引き上げることで、顔全体がリフトアップでき、シワがなくなりシャープな目元になります。
その上、ストレス解消効果も期待できます。
また、パソコンやスマホのし過ぎも目のタルミやシワの原因になるといわれますが、両手をグーの形にして、頭をグリグリとマッサージをすると頭全体のコリが解消され、目の周りの血流が良くなります。
耳たぶをグルグル回すのも効果的です。
耳たぶには多くのツボがあり、目元や顔全体の血行を良くします。
目元のシワを作らないための化粧品との付き合い方5つ
【1】超薄型のナノファイバーシートは、メイク後に気になるシワに貼り付けると、肉眼には見えずにシワをカバーします。
空気を通すため長時間貼っても肌が蒸れることもありません。
【2】コラーゲンやエラスチンはシワに効果的に働きますが、美容成分が肌に浸透しやすい、低分子化された美容液を選ぶことが大事です。
より即効性が得たい場合は、目元のシワ専用のリンクルケア成分が入ったものを用いるとよいでしょう。
【3】ボトックス配合のシワ専用の美容液やアイクリーム、などが効果を得ることができます。
【4】即効性は期待できませんが毎日使ってシワの予防と改善ができる成分の入った化粧品を選ぶことも大切です。
年齢とともに、血流が滞り、シワができやすくなるため、酵母、紫紺、アミノ酸など自分に適した美容液を選ぶことが必要です。
【5】フォトフェイシャルはレーザーよりももう少し波長に幅を持った光を使った治療です。
青色光、赤色光、赤外線などの色々な光が、アンチエイジングなどの目的でおこなわれています。
目元のシワはメイクで対処しながら予防も忘れずに!
ファンデーションの厚塗りすると目元のシワはかえって目立ちますが、シルキータイプの化粧下地などを使ったり、化粧前にフェイスオイルを少量ぬり、ふっくら感をだしておくと、目もとのシワが目立ちにくくなります。
ハイライトやコンシーラーを上手に使うことで、目元のシワは目立たなくなります。
化粧下地を塗った後、目の下に白っぽいハイライトまたはコンシーラーをぬり、スポンジで目尻に向かって伸ばし、その上から粉白粉を塗ると、ふわっと仕上がります。
そして目元のシワの原因はさまざまですが、コンタクトレンズの出し入れの際に下まぶたを無意識に引っ張ることも、シワやタルミの原因となっているようです。
一番の原因は紫外線によるダメージですが、早めに対応すると皮膚の真皮まで届くのを押さえられます。美容液を塗った後ラップを貼って10分ほどパックを行うのが効果的です。
そして目尻のシワはタイプを知ることから対策をしましょう。
エアコンのきいた部屋から出て鏡を見ると目尻に細かいシワが目立つようなら、ほとんどが乾燥によるものです。
ファンデーションの上からでも軽く美容液を塗っておくと、ずいぶん違います。
また、よく笑う人にできる笑いジワは、どちらかといえば感じの良いシワとも言えます。
しかし笑いジワも肌の弾力の低下が原因で、笑った後に筋肉が元に戻らなくなる状態です。
一方、目尻にくっきりできてとれないシワは、加齢による真皮のシワです。
終わりに
首を突き出して目を細めてパソコンやスマートフォンでの作業をしたり、アイメイクを落とすためにクレンジング剤でゴシゴシこすったりなど、思い当たることは改善しましょう。
また紫外線対策は四季を通じて行い、美容液やアイクリームを効果的に使って、ケアをしましょう。