寒い冬がやってくる
早いうちから雪が降ったりと寒い冬は毎年あっという間にやってきますよね。
子どもは風の子と言われるように昔は薄着でも何てことはなかったのに大人になってからは何枚着込んでも寒くて堪らない日も多いです。
寒い冬本番に向けて冷え性対策は万全にしておきたいですよね。
冷えは“身体のちょっとした不調”と思われがちですが、万病のもとと言われています。
がん・脳血管障害・心疾患など多くの病気の原因に冷えが関係しているのではないかと注目されています。
女性に多い冷え症
もちろん冷え性は男性にも発症しますが特に女性に多い症状です。
個人差はありますが、女性の半数からおよそ7割近くの方が冷えを辛いと感じているようです。
女性に冷え性が多いのは、
- 身体の熱を作り出す筋肉の量が少ないこと
- 皮膚の表面の温度がもともと低いこと
- 貧血や低血圧の方が多いこと
- 月経の影響によって腹部の血流が滞りやすいこと
こういったことが理由ではないかと言われています。
冷え性は体温は変わらず身体の一部が冷えるものですが手足や腰が冷えるということだけではなく、その冷えが原因となって肩こり、腰痛、寝つきの悪さ、手足のむくみ、肌荒れなど、さまざまな身体のトラブルを引き起こしていきます。
しもやけができやすい、おなかが冷えると下痢をしやすいなどその方によって冷えを感じるタイミングはさまざまです。
冷えを身体のどこかに感じた場合には身体のどこかに不調があると考えましょう。
また、糖尿病・腎炎・心臓病・卵巣機能障害・貧血などの病気が原因で、冷えが体にあらわれている場合もあります。
つまり、冷えが起こるのはあらゆる不調・病気の身体からのサインとも言えるのです。大事な身体のことを思えばたかが冷えくらいで、と甘くみないことが大切なのです。
冷えたところを温める
手が冷えるなら手を、足先が冷えるなら足を、膝が痛いなら膝を温めるというように部分的に温めます。
肩がこりやすいという方や、首が冷えることによって風邪を引きやすいという方は、首の後ろを温めましょう。
しかしいくら外側から身体を温めたとしても、体の内側が冷たくては効果がありません。
温めたその時だけの効果になってしまいます。根本的な冷え性の改善にはなりません。
隠れ冷え性に要注意
冷え性は、手足が冷たくなるものが一般的には多いですが、手足は温かいのに内臓が冷えているという自覚しにくい”隠れ冷え性”があります。
それが内臓型冷え性です。
手や足の冷え性のように実際に手で触れて確認ができないため、自分でも気付かないうちに発症していることがあるのです。
内臓型冷え性はその名前の通り、内臓が冷えてしまっている状態のことを言います。内臓の理想的の温度は37.2℃~38℃といわれています。
理想の内臓の温度を保つためには、体温が36.5℃程必要です。
平熱が35℃くらいの方は、自覚がないだけで、もしかすると内臓型冷え性の可能性があります。
内臓の温度が低下してしまうと血液の流れが悪くなるだけでなく、免疫力や代謝も低下します。
代謝が悪くなるということは、体内の老廃物が排出されず溜まっていく一方なので、少しでも内臓の温度を上げて代謝を上げることが必要です。
先ほどもお伝えしたように内臓が冷えている状態は目で見える訳でもないので自分自身ではなかなか気付くことができません。
そのため、知らないうちに内臓型冷え性が悪化してしまうというケースも多くあるのです。
冷え性に効く食品
身体を温める効果のある食品を摂って食べ物からエネルギーを得たり食を通じて命を養うことことを”食養生”といいます。
身体を温める効果のある食品を積極的に、バランスよく取っていくことで、冷え性のつらさも徐々に改善されていきます。
そしてもし、流れの悪いドロドロ血で冷え性の方の場合には、体を温めるだけでは効果が薄いようです。
アルカリ性の食品を選ぶことによって血をサラサラにすることで血行が良くなり、温まりやすい体にするとさらに効果が高まります。
太陽の恵みを沢山蓄えた食品は、体にエネルギーを補給します。
簡単な見分け方としては色が濃い食品や、寒い地方の方が好む食品が冷え性に効果的な食材と言えます。
多くの方に知られている生姜などは体を温める効果が高い食品です。
- 寒い、涼しい土地、気候にとれるもの
- 塩辛いもの
- かたいものや水分の少ないもの
- 地下でまっすぐ下にのびる植物
- 煮るのに時間のかかるもの
- 熱するとさらに硬くなるもの
こういった食品が冷え性に効果があります。
逆に冷え性には効果が低いのは
- 暑い、暖かい土地、気候にとれるもの
- 科学的に合成されたもの
- 精製されて色が白いもの
- やわらかいものや水分の多いもの
- 地上で真っ直ぐ上に伸びるもの
- 熱すると軟らかくなるもの
これを踏まえて冷え性に効く簡単レシピをご紹介します。
簡単生姜はちみつ
必要なのは市販の生姜1パックとはちみつ適量です。
- 生姜は皮ごと使います。しっかり水で洗ってキッチンペーパーでしっかり拭き、乾かしておきます。
- 生姜を皮ごとすりおろします。
- すりおろし切れない最後の方は危険なので包丁でスライスして入れても良いですし、他の料理にお使い頂いてもOKです。
- 空き瓶に生姜のすりおろしたもの、お好みでスライスしたものすべてを入れます。
- そこにはちみつをたっぷりと入れしっかりとかき混ぜます。量はお好みになりますがバランスがいいのは生姜の1.5倍くらいが目安になります。
- 蓋をして冷蔵庫で3時間ほど寝かせたら完成です。
パンに付けても良し、お湯で解いても良しの万能レシピです。
作るのは面倒・・・ならばポリフェノールを
冷え性改善のためには内臓を温めるという方法もありますが、それ以上に冷え性になりやすい体質の改善が必要です。
運動するのも冬だとなかなか続かず、身体を芯から温めるのが難しいという方も簡単レシピで冷え性対策しましょう。
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