年齢を重ねるごとになんだかピントが合わなくなっていると感じることも増えていきますよね。
本を読むのに見えづらくなった。
爪を切るのも良く見えないので苦労する。
ネックレスをしようと思っても手元が見えなくてなかなか付けられない。
コンタクトレンズを入れようと思っても手にしっかり乗っているのかさえ見えない上に、しっかり目に入れることが出来たのかも分からない・・・
そんな経験はありませんか?
もしかしたら老眼になっているかも知れません。
昔からよく老いを感じるのは目と歯が始まりと言いますよね。
今までは何気なく読んでいた新聞や本の文字が見えにくくなったときに「歳をとった」と実感する方が沢山いらっしゃるようです。
近くが見づらくなることは日常生活で自覚しやすいものです。
老眼を感じ始めた最初の頃は自分自身が老眼であることを認めたくないという方も多いようです。
どうしても老眼鏡を使用するということには抵抗があるという方もいらっしゃいます。
しかしそのままにしてしまうのは目に良いこととは言えません。
老眼とは
目の中にはカメラのレンズのような役割を果たしている水晶体という組織があり、近くのものや遠くのものを見る時にピントを合わせるという重要なはたらきをしています。
水晶体は遠くを見るときはに薄くなり近くのものを見るときには、厚みを増しながら最適なピントに調整します。
毛様体小帯という水晶体を吊り下げている線維が緩むことで、水晶体が膨らむことで近くのものにピントを合わせることができる仕組みです。
加齢により水晶体の柔軟性が低下し水晶体が硬くなり、水晶体を伸縮させている毛様体小帯の筋力が低下します。
水晶体の厚さを変えることが出来なくなることでピントを合わせることが上手くいかない状態になってしまうのです。
これが、老眼のメカニズムです。
老眼に効果的な食べ物
人間誰でも歳を取りますので老眼は避けて通ることは難しい症状です。早かれ遅かれいずれは誰にでも起こる老化現象の一つです。
その方のもともとの目の状態や視力にもよりますので老眼を自覚する年齢というのは30代~60代と幅広く、かなり差がでるようです。
もともと近視の症状があるという方は老眼と区別がつきにくく自覚しにくいため気付くのが遅くなるということもあります。
老眼になるのには生活習慣の影響があります。特に私たちの身体を作る食生活が大きく関係しています。
食生活によって病気になりやすくなったり健康に影響が出るので眼にも影響があるというのは当然のことかも知れません。
まずは老化の予防や改善に効果的なものからお伝えします。
アントシアニン
ブルーベリーが眼に良いというのは有名な話なのでご存知の方も多いかと思います。
実はブルーベリーなどに含まれているポリフェノールの一種である”アントシアニン”という成分に眼精疲労を解消したり、眼の健康を維持する作用があるといわれているのです。
ブルーベリーが老眼予防・眼精疲労・視力回復にも非常に効果的な栄養素であると言われているのはアントシアニンが豊富に含まれているからなのですね。
しかしアントシアニンが含まれている食品はブルーベリー以外にも沢山あります。
老眼になる前に予防したいという方や眼の疲れを感じているという方は積極的に摂取したいものですね。
- 黒豆
- あずき
- ぶどう
- 赤ワイン
- 紫芋
抗酸化物質【ルテイン】
眼に限らず人間の身体の老化や病気の大きな要因となる活性酸素を除去し、抑制する効果の抗酸化作用を持つ食品が最近大きな注目を集めています。
美容面や健康面で大活躍の作用なのです。
人間の身体は酸化が進んでしまうと若さを保つのが困難になり健康すらも保つことが出来なくなります。
眼も活性酸素が増加すればその影響で老化していきます。
抗酸化作用のある食べ物を上手く取り入れることで老眼はもちろん白内障や緑内障などの発症や進行も抑えることができるのです。
ルテインは水晶体や網膜の中心部を保護してており、大変強い抗酸化作用を持っています。
ルテインが不足してしまうと白内障などの目の疾患に繋げがってしまうリスクが上がってしまいます。
ルテインを含む身近な食材はたくさんありますが、代表的なものは緑黄色野菜です。
しかも色が濃ければ濃いものほどおすすめです。
- ケール
- ブロッコリー
- ほうれん草
他に抗酸化作用があるのはコエンザイムと言われています。
豆製品や牛、豚肉やうなぎなどに含まれますが食品から摂取できる量は少ないと言われています。
ビタミンE
ビタミンEには老化の原因となる過酸化脂質が作られるのを妨ぐ強い抗酸化作用があります。
ビタミンCと一緒に摂ると更に効果が期待できると言われています。
- 小麦胚芽
- アボガド
- 焼き海苔
- 赤ピーマン
- ほうれん草やブロッコリーなどの緑黄色野菜
老眼に逆効果な食べ物
糖類
甘い物はもちろん適度に摂取する分には問題ありませんが、過剰に摂取してしまうと身体にさまざまなを及ぼしますので眼にも当然良いとは言えません。
なんでも過剰に摂るのは良くないことなのですね。
砂糖をたっぷり使ったお菓子だけではなく果物などに含まれている果糖やまたブドウ糖・オリゴ糖にも注意しましょう。
- お菓子
- 果物
- コーラやスポーツ飲料などのジュース類
油分
近年では和食中心ではなくファストフードなども普及し食生活が欧米化しています。
欧米のような肉中心の食生活では油を過剰に摂取している傾向にあります。
健康のためにも眼のためにも油分を過剰に摂取するのは良くないことです。
肉類はもちろんのこと、カップラーメンやインスタント食品、バターやマーガリンなども油分を多く含んでいますので注意しましょう。
- 肉類
- 卵
- チーズ
- 牛乳
- インスタント食品や加工食品
- ファーストフード
つまり和食中心だった昔ながらの食生活が身体に良いのは当然のことなのです。
健康にも眼にも良いということなので老眼予防には和食中心の生活を心がけましょう。
終わりに
老眼予防には甘いものは禁物ですが甘いものを食べたくなることは沢山あると思います。
魔法のダイエット®ならノンシュガーでチョコレート本来のおいしさはそのままという贅沢を実現しました。
そしてポリフェノールも含まれていますがポリフェノールにも抗酸化作用があります。
和食中心の食生活の中にも甘くておいしい魔法のダイエット®を取り入れましょう。