すこやか美生活

夕方のむくみとはさようなら。むくみにくい体質になれる食材はこれ

沢山飲んでしまった飲み会の次の日の顔やお仕事で疲れて帰る足元などに起こりやすいのが”むくみ”です。

お気に入りの靴屋さんで試着して買ったせっかくの新しい靴も、いざ履いてみたらなんだかキツく感じてしまい靴ズレを起こしてなかなか履くことができない。

朝起きて鏡を真っ先に見たら、まるで泣いた次の日のように目がパンパンになってしまっている、そんな経験は誰もが一度くらいはありますよね。

たまにむくみを感じるという方もいらっさいますが、頻繁に起こってしまうむくみに悩まされているという女性も多いことと思います。

同じような生活をしていたとしても”むくみやすい人”は顔や足がパンパンになってしまいますが、”むくみにくい人”は全くいつもと変わらないということもあります。

むくみにくい体質を手に入れるためにも日頃の食事も変えてみませんか?

人よりむくみやすいのはなぜ?

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人体の約60%は水分でできています。その大部分は細胞内のほかに血管やリンパ管、脳や脊髄などの中に存在しています。

これらの水分は、細胞や血管からしみ出して、戻ってを繰り返して入れ替わっています。

ところが、この水分がうまく回収されないことによって、細胞のすき間に溜まってしまった状態が”むくみ”なのです。

むくみの原因にはいろいろありますが、一般的に女性が男性よりもむくみやすいといわれるように、むくみやすい”体質”のようなものがあるのは事実です。

まずはむくみの原因について見ていきましょう。

むくみの主な原因

  1. 長時間同じ体勢でいたり立ったままでいることが多い場合重力によって血液が足に溜まってしまいます。
  2. 運動不足によって足の筋肉が衰えてしまうことで、足に水分が溜まりやすくなってしまいます。
  3. 水分や塩分の摂り過ぎによって血液中の水分が増え、余分な水分が留まりやすくなることによってむくみの原因になります。
  4. 静脈にある血液の逆流を防ぐ役割をしている静脈弁が壊れてしまうことによって、血液が足に溜まってしまう血管の病気がむくみの原因になることもあります。(下肢静脈瘤)
  5. 血管の中に水分を保持すつ役割であるアルブミンという成分があります。アルブミンは肝臓で作られるのですが、肝臓が弱ってしまっているときにはうまく生成されないことがあり血管に水分が戻りにくくなることで、むくみを引き起こすことがあります。
  6. 腎臓の病気などで腎臓が弱っていると、身体の中の余分な水分を尿として排出するのが難しくなり、むくみの原因になることがあります。

このようにむくみは生活習慣によって起こる事もありますし、病気が原因で起こる事もあります。

いつも悩まされるむくみ

むくみを引き起こしているのは細胞間に溜まった水分です。

細胞間にある水分はリンパ管からリンパ液として体内を循環し、静脈に移り排出されていきます。

その際に一緒に栄養や老廃物を運んでいるのですが、リンパ液や静脈の流れが滞ることによって余分な水分老廃物の排出が困難になりむくみを生じさせてしまうのです。

むくみは、アルコール塩分の摂り過ぎやカリウム不足、ホルモンバランスの乱れなど様々な状況によって生み出されます。しかし一番の原因は筋肉を使わないことが原因であることが多いのです。

筋肉は血流ポンプの役割も担っているので筋肉の動きは血の巡りやリンパの流れに影響します。

特にふくらはぎ第二の心臓も言われているほど身体の血液や水分を循環させるのに大切な役割を果たしているのです。

女性が男性に比べてむくみやすいのは、男性よりも女性の方が身体の筋肉量が少ないことが原因です。

そしてそのもともと筋肉が少ない上に筋肉を使っていないことで基礎代謝が落ちてしまい、消費するカロリーも低下してしまうのです。

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【血圧が低い】

心臓に病気がない方でも血圧が低い場合は心臓が足からの静脈血を引き上げる力が弱くなる傾向にあるのでむくみやすくなってしまいます。

足のむくみを防止するためにはふくらはぎの周りの筋肉を鍛え、筋肉によるポンプ作用を上げることによってむくみ解消につなげることができます。

長時間同じ姿勢が続くようであればふくらはぎをマッサージしましょう。

【肥満体型】

単に皮下脂肪が多いことによってむくみがとれにくいとも考えられます。

肥満は、通常の方に比べると心臓に負担がかかってしまっていますので、静脈血を引き上げる力が弱くなっています。その結果足に静脈血が溜まってしまうのでむくんでしまいます。

また、肥満である場合呼吸も浅くなっている傾向にあるため、呼吸も静脈血の流れに影響を及ぼします。

むくみやすい食べ物

食べるとむくみやすくなってしまう食べ物をまずは知っておきましょう。

◇梅干し
◇お酒のおつまみ系
◇ラーメン
◇インスタント食品

◇漬け物
◇かまぼこなどの、魚の練り製品
◇ハムやベーコンなどの加工品

 

このほかにもむくみやすくなってしまう食べ物はいろいろとありますが共通点があります。それは塩分濃度が高いことです。塩分の高いものを摂取すると、体内の塩分濃度を下げようとが水分を取り込むよう指示を出します。

その結果、体から余計な水分が出ていかなくなってしまうのでむくみとなってしまいます。どんな食品でも、”しょっぱい”と感じるものには注意しましょう。

むくみ解消食材

むくみやすい食べ物もあればむくみ解消に効果がある食べ物もあります。適度に食生活に取り入れむくみの解消を目指しましょう。

【カリウム】

カリウムには身体を活性化させて塩分の排出を促し、水分量を適正に保つ働きがあります。

カリウムを多く含む食材としては、アボカド、バナナ、ほうれん草などが有名で、そのほかにも海藻類、ナッツ類、豆類、イモ類などがあります。

【サポニン】

サポニンには利尿作用がありますので体内の水分量を調節する効果があります。

余計な水分が排出されることにより、むくみが改善しやすくなります。サポニンを多く含む食べ物は、きゅうり、スイカ、とうがんなどの瓜類です。

【ポリフェノール】

ポリフェノールは植物に多く含まれる色素や苦み成分です。抗酸化作用血液をサラサラにする効果があります。カカオや赤ワイン、明日葉、ブルーベリー、大豆、生姜、緑茶などに多く含まれます。

ポリフェノールを魔法のダイエット®で簡単に摂取しましょう。

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終わりに

食事をする際は早食いや大食いをしないようにも気をつけ、味の濃い加工食品はできるだけ避けましょう。

魚中心のメニューにするのもオススメです。むくみに効果的な食材を上手に取り入れ、すっきりした身体を目指しましょう。