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幸せだったはずなのに…。女性の8割が陥るマリッジブルーの例とその克服法

結婚前に結婚することを急に不安に思うマリッジブルーは、結婚が決まった女性の約8割が陥る問題でもあります。

中にはまだプロポーズをされていないけれど、何となく自分もマリッジブルーになりそうだなと思っている方もいらっしゃるかもしれません。
プロポーズをされた時には幸せいっぱいだったはずなのに、結婚自体を迷ってしまう原因とは何なのでしょうか。
ほとんどの女性が陥るマリッジブルーの不安の元になる内容と、その克服法をご紹介します。

本当にこの相手で良いのか

マリッジブルーの一番の原因は、自分が選んだ相手が間違っていないかという問題です。
最近では晩婚化も進んでいて生涯未婚率も高まっていますが、それと同時に問題となっているのが離婚率の高さです。

30代になってこのチャンスを逃したらもう結婚できないかもしれないと思うことで陥りやすいマリッジブルーですが、それでも結局離婚するくらいなら結婚しない方が将来のためには良いですよね。
きちんと恋愛結婚するなら良いですが、婚活などで妥協して結婚を決めた場合は要注意です。
マリッジブルーが重症化すると結婚自体を後悔するかもしれないので、自分がストレスなく生活できそうな相手であるのかをプロポーズの返事をする前によく考えてみてください。

結婚するタイミングは今で良いのか

相手はこの相手と結婚すれば間違いないと思っていても、タイミングを間違えると失敗したと感じる結婚生活を送ることになりかねません。
そのため、結婚のタイミングは本当に今で良いのかと悩む人も少なくありません。

タイミングを間違えたと感じる問題としては、まずお金が挙げられます。

結婚をすると独身の時よりも多くの費用がかかることになります。
結婚式を挙げたいという希望があるなら結婚式にも多くのお金が必要ですし、出産したら子どもにかかるお金など、独身では負担する必要のなかったお金がかかることになります。

独身時代にはきちんと貯金ができていた人でも貯金ができなくなる可能性もあり、親にもいつまでも甘える訳にはいきません。

特に若い人はまだ仕事のキャリアが浅くて収入も少ないので、結婚生活を送るのにお金の問題が心配だと思ったら、安定した生活が送れそうなタイミングに結婚をずらした方が良いかもしれません。
結婚してもお金に余裕がないとお互いがイライラして、夫婦仲が悪くなったり子どもの希望も聞いてあげられない可能性もあります。

独身の時にある程度貯金をして、お金が貯まってから結婚をした方が結婚生活も上手くいきますよ。

家事と仕事を両立できるか

結婚する相手が高収入だったら専業主婦になるのも良いですが、相手の収入が低い場合には共働きをしないと生活するのが難しいですよね。
特に結婚をするまで実家で生活していたという女性に多いのが、家事や育児、仕事を両立できるかという不安です。

今は家事や育児を分担して手伝ってくれる男性も多いですが、それでも料理など毎日やらなければいけないことは、基本的に早く帰宅した方がやった方が助かります。

その家庭にもよりますが、一般的に男性の方が残業が多い職種に就いていることが多く、女性の方が帰宅するのが早い傾向があります。
そういった事情を考えると、やはり女性の方が家事の負担が重いと言えるのではないでしょうか。

今までは1人暮らしだった女性でも、自分だけなら疲れている時は適当に外食をしたり買ってきたものを食べていたという人も多いかもしれません。
しかし、家族の健康を考えるならこれからは料理をできるだけしなければいけないことになります。

家事と仕事の両立は実際に結婚してやってみなければわかりません。

2人でやってみて大変なら、相談して自分の負担を少し軽くして相手の負担を増やすように検討してみるのも良いでしょう。
そこで、それを言いにくい相手なら結婚すること自体を考え直さなければいけないかもしれません。
家事と仕事の両立が不安なら、結婚前に一度同棲してみることをおすすめします。

同棲してみて意外と大丈夫だと自信を持てれば、結婚しても上手く両立できる可能性も高いと言えます。

新しい環境に馴染めるか

結婚をするということは、新しい環境で生活を送ることになります。
新しい家が今とあまり変わらない場所であれば事情は違いますが、基本的には今まで実家で生活していた人は毎日会っていた家族にも頻繁には会えなくなりますし、よく遊んでいた友達と会う頻度も減ってしまいます。

近所の人やよく関わる人も変わってきますし、そこに上手く馴染めるかという問題を抱えてマリッジブルーになってしまう人が多いのも現状です。

特に、今住んでいる地域ではなくかなり遠くに引っ越さなければいけない場合は、周りに知っている人が1人もいない状態で人間関係を一からスタートさせなければいけません。
この人間関係に馴染むためには自治会に参加したり、習い事をして友達を作ったりすると良いでしょう。

また、今の地域から離れることで今まで積み上げてきた自分の仕事のキャリアを諦めなければいけないこともあります。
例えば同じ首都圏で生活している相手なら今の職場に通勤することも可能ですが、遠距離恋愛をしてきた相手と結婚をする場合には自分が引っ越さなければいけない可能性もあるでしょう。

それから専業主婦になったり転職することになりますが、今の仕事が好きなら辞めること自体を悩んでしまう人も少なくありません。

結婚をしても別居をするのか、専業主婦になるのか、今の仕事を諦めて新しい職場で今までのキャリアを活かして働くのかをよく考え、後悔のないようにするのがベストです。

仕事を諦めるか結婚を諦めるかは自分次第ですが、仕事は次が決まりやすいのに対して結婚は確実に次があるかがわからないので、マリッジブルーを乗り切って結婚した方が後悔しない可能性が高いですよ。

まとめ

結婚が決まった人の多くが感じるマリッジブルーですが、マリッジブルー自体は一時的なものです。

結婚は人生の中でも将来を変える選択なので本当にこれで良いのかと悩むこともありますが、マリッジブルーさえ乗り越えてしまえばあとは結婚準備が楽しくなるだけです。
将来、楽しい自分の家庭を持つためにもマリッジブルーの克服法を試し、憂鬱な気分を少しでも解消できるように自分で対処していきましょう。