この時期は寒い日が続き風邪を引いている方も多い時期です。
今年もインフルエンザが流行していますのでそういった風邪などの菌から自分の身を守るためには”免疫力”をアップさせるしかありません。
寒さのせいか最近疲れやすくなっていたり風邪を引きやすくなっていたりしませんか?
実はそれは”免疫力”の低下が原因かもしれません。
知らず知らずのうちに低下している免疫力ですが、食べるものに気を付けると免疫力が低下するのを防ぐことができるのです。
今回は風邪を引きにくい身体に欠かせない免疫力のことと、免疫力の低下を防ぐ食材についてお伝え致します。
疲れや病気を防ぐ?”免疫力”とは
疲れを感じやすいときや風邪を引きやすい時には私たちの身体は免疫力が低下しています。
免疫力とは外部のウイルスや体内の異常から身体を守るチカラのことを言います。
私たちが免疫力を発揮するのには白血球の中に秘密があります。
免疫力と白血球
私たち人間の体の中を流れる血液の成分には白血球というものがあります。
白血球の中には数多くの細胞が存在しているのですが、その白血球の中の細胞を免疫細胞と言います。
免疫細胞は外部から侵入してきたウイルスなどから私たちの身体を守る役割を果たしています。
免疫細胞は外部から侵入してきたウイルスだけでなく、私たちの身体の中で毎日生まれているガン細胞からも守ってくれています。
ガン細胞は日々3000個~5000個ほど私たちの身体の中で作られますが、実はそのたびに免疫細胞が退治してくれています。
免疫細胞があるからこそ私たちはすぐにガンになる事もなく生活ができているのです。
免疫力が低下していると風邪を引きやすくなるだけでなくアトピーや花粉症なども発症しやすくなるのです。
免疫力の重要性が良く分かります。
免疫細胞は腸で鍛える
免疫細胞は白血球の中にありますが、免疫細胞の70%が腸内に存在していると言われています。
腸内にある細菌のおかげで免疫細胞があるのです。
腸内細菌は免疫細胞を鍛える役割をしています免疫細胞が強い細胞になるためにトレーニングの相手をしてくれています。
腸内細菌とのトレーニングは、体内にいるほかの菌と闘うための予行練習のようなもので、トレーニングに合格した免疫細胞だけが、実際に体内をパトロールできるようになるのです。
つまり免疫細胞を強くし、さまざまな敵に打ち勝つ為には腸内細菌の種類や数を多く増やし、さまざまなトレーニングをしておくことが重要なのです。
毎日同じ相手と闘っていても強くなりません。
イレギュラーな敵を想定して行う訓練が必要なので腸内細菌の種類も数も増やすことが大事なのですね。
免疫細胞を鍛える為には腸内細菌が大事ということです。
つまり実際に免疫力をアップするためには食べるものに気を遣う必要があるということなのです。
免疫力がアップする食材7選
1.ヨーグルト
ヨーグルトは乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌が豊富な食べ物です。しかし外から摂取した乳酸菌は時間が経つと身体の外に排出されてしまうので毎日食べることが重要です。
他にも漬物やチーズなどにも乳酸菌が存在します。発酵食品は腸内細菌の増加につながるのです。
2.きな粉
きな粉には乳酸菌のエサになるオリゴ糖が豊富に含まれていますので腸内の善玉菌の増加に効果があります。ヨーグルトと一緒に食べるのもおすすめです。
また、サポニンという免疫細胞の働きを活発にする作用のある物質が含まれているので、風邪やインフルエンザ予防におすすめです。
3.納豆
納豆に含まれている納豆菌は善玉菌を増やす役割があります。
また、納豆に含まれるナトーキナーゼという成分には強い抗菌作用と免疫を高める効果があるため、感染症の予防に効果的な食べ物と言われています。
4.玉ねぎ
玉ねぎには辛み成分の硫化アリルが含まれています。硫化アリルは硫黄化合物で玉ねぎを切ったときに涙がでてしまう原因になる物質ですが免疫力を高める効果がある優れものなのです。
硫化アリルは加熱することで失われてしまうのでサラダなどにして生で食べるのが一番です。
また、玉ねぎの皮は捨ててしまうという方も多いですが皮には抗酸化作用の高いケルセチンという成分が多く含まれていてがんや老化の予防にも効果があるのです。
5.ごぼう
ごぼうは古くから胃腸の健康に良い食材として親しまれてきました。
もともと日本には薬草として伝えられた野菜で、胃腸の調子を整えたり風邪を癒す効果があります。
ごぼうにはオリゴ糖や食物繊維が含まれています。
オリゴ糖や食物繊維は胃で吸収されることなく大腸まで達するので腸内細菌の栄養源になります。
6.バナナ
バナナには風邪を予防するのに有効な栄養素のビタミンCが豊富に含まれています。
そして食物繊維も豊富に含んでいます。
胃腸の活動を活発することで身体に必要な栄養分の消化吸収を活性化することができます。
7.チョコレート
チョコレートにはビタミン・ミネラルだけではなくカルシウム・マグネシウム・亜鉛など数多くの栄養素が含まれています。
その中でもテオブロミンという苦味成分には、咳止め効果や冷え性を改善する効果があると言われています。
また、チョコレートに含まれるポリフェノールには免疫力を高める効果やアレルギーや炎症を抑える効果もあります。
風邪の予防のためも良いですし、風邪を引いてからも咳止め効果があるのでチョコレートは優秀な食べ物といえます。
風邪を引く前に予防しよう
風邪を予防するには腸内の環境を整えることが重要ということが分かりました。
風邪予防に効果的な食材を積極的に取り入れ風邪が流行する時期も、菌に負けずに元気に過ごしましょう。
風邪予防に有効な食材を毎日摂取するには簡単に食べられるものを続けるのが一番です。
プレミアムビースリー®EXには森永乳業のビフィズス菌研究所が開発した特許取得のビフィズス菌ビースリー®EXが入っています。
なんと1粒食べるだけでヨーグルトのカップ2個分のビフィズス菌を摂取することができます。
ノンシュガーなのでカロリーも気にせず食べることが出来ますし、小さな粒なので持ち運びも便利で簡単に毎日続けることができます。
風邪を予防するには簡単に続けられる方法が一番です。
美味しく風邪予防をして今年の冬も乗り越えましょう。