風邪が辛いのは、みなさんがご存知の通り粘膜や体が、風邪の悪い菌を追い出そうとして必死で戦っている証拠なのです。
菌を出し切るまでのもう少しのあいだの辛抱だと言い聞かせたいところですが、10代のときの風邪とは体力も違うせいか咳や鼻水が止まらない、寒気がひどい、頭が痛くなってきて立ち上がるのも辛かったりしますよね。
そんな中でもどうしても仕事には行かないとならないし、家事は休めない。
歳を取れば取るほど風邪を引くと辛い思いをしますよね。
気が付けば昔よりも風邪を引きやすくなったかも?そんな方も多いのではないでしょうか。
日本人は、風邪でも無理して仕事するという方が本当に多い国です。なかなか休めないのが現実です。
そんな無理して頑張ってしまう方にもぜひ読んで頂きたい、風邪になりにくい身体を作るための一日1回の免疫力アップ方法をご紹介いたします。
風邪の時期
寒い冬はもちろんですが、季節の変わり目や急な気温や天候の変化によって身近にいる人はもちろん、電車やバスの中で乗り合わせた人や、街中の人ごみなで風邪を引いている方やマスクをしている方を沢山お見かけします。
大事な会議があって休めない方も家族に移したら大変だし妊娠中で薬が飲めないという方など、風邪をどうしても引きたくないのは皆さん同じですよね。
風邪を引かないようにするにはウィルスに感染しないというのが大前提です。
しかし風邪を引きにくい身体づくりには何が必要なのでしょうか。実はその答えはビフィズス菌にありました。
ビフィズス菌とは
ヨーグルトやチーズに含まれる乳酸菌、ビフィズス菌は腸に良さそう・・・ということを聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
ビフィズス菌と聞くと、おなかに良さそうな”何か”というくらいのそこまで深い知識のない方が多いのではないでしょうか。
ビフィズス菌はY字やV字型に分岐した独特の形状をしていることが有名です。
この形から、ラテン語で「分岐」という意味を持つ「ビフィズス」という名前が付けられたそうです。
私たち人間の腸のなかには、もともと数百種の細菌が数百兆以上も住んでいると言われています。
そのなかで、善玉菌と悪玉菌、そして優勢なほうの菌と同じような働きをしてしまう日和見菌が、お互いにせめぎあって共存しているといわれています。
善玉菌は、健康を維持するための生命活動に必要な物質を生み出す役割があり、腸内環境を正常に保つ役割があるため身体にとって良い作用をするものです。
悪玉菌は、腸内で有害な物質を作ってしまい、腸の中の壁を徐々に傷付けてしまいます。
そうすることで肝臓に負担がかかり、肝臓の解毒作用がうまく働かなくなってしまいます。
解毒できずに残ってしまった有害物質が体内に廻ってしまうため、病気や老化を引き起こすといわれています。
ストレスや体調などにより、善玉菌と悪玉菌の分量が変わってしまうのですが、年齢を重ねると善玉菌が減ってきてしまう事が分かっており、腸内環境が悪化して下痢や便秘になりやすくなることもあるそうです。
ビフィズス菌は善玉菌
人間の腸内にすむ善玉菌は、ビフィズス菌をはじめ、納豆菌・酵母菌・麹菌などさまざまな種類があるといわれています。
ビフィズス菌はそのなかでも一番占有率が高く、ビフィドバクテリウム属に属しています。
乳酸菌の一種だと認識されやすいのは善玉菌として似たような働きがあるためです。
しかし実は乳酸菌には分類されていません。乳酸菌とは単一の菌の名称ではなく糖を分解して乳酸を作る菌の総称です。
乳酸菌の代表格として扱われるビフィズス菌ですが、乳酸菌は糖を分解して50%以上の乳酸をつくる菌を指しますが、ビフィズス菌は糖を分解すると乳酸以上に酢酸を多く作り出すものです。
酢酸は強い殺菌作用を持っており、悪玉菌の繁殖を抑える働きがあるといわれています。
ビフィズス菌の効果
免疫力向上
免疫力があるかどうかは私たちの生命力に関わる重要な問題なのです。
驚くべきことに、なんと全身の免疫細胞のうち60%~70%が腸に集中していると言われています。
”腸が免疫のかなめ”と言われているのはこのことから来ているのです。
免疫細胞は血液中の白血球に数多く存在しており、外部から侵入してきたウイルスや菌を退治してくれる役割があるため、健康維持に欠かす事の出来ない大切な役割を持っています。
腸の働きが悪くなると、この免疫機能もうまく働かなくなってしまいます。ビフィズス菌には、腸内の免疫系を刺激して免疫細胞を活性化し、免疫力を高める働きがあるのです。
風邪やインフルエンザのウイルスなどを撃退し、病気から私たちの身体を守ってくれていますので、健康維持のためにはビフィズス菌は無くてはならないものなのです。
アレルギー症状にも
アレルギーとは、身体の免疫機能のバランスが崩れてしまい、ある特定の物質に過剰に反応してしまう状態の事を言います。
アレルギー症状が出ている方の腸内細菌を調べると、健康な方よりも善玉菌の数が少ないことが最近の研究でも明白になっています。
ビフィズス菌を摂ることによって腸内環境が整い、免疫力が活性化されて免疫機能のバランスが良くなります。
そのためアレルギー症状の緩和につながるようです。とくに、花粉症の緩和に効果があるといわれています。
花粉症の患者さんが、スギ花粉が飛び始める一ヶ月前からビフィズス菌を約三ヶ月の間、摂取したところ、自覚症状が緩和され、血液中の炎症も解消されたそうです。
ビフィズス菌入りのチョコレートを
このように私たちの身体にはビフィズス菌が必要なことが分かりました。
実はプレミアムビースリー®EXには森永乳業のビフィズス菌研究所が開発した特許取得のビフィズス菌が入っています。
なんと食前に1粒食べるだけでカップヨーグルト約2個分のビフィズス菌を摂取出来るのです。
抗肥満作用のあるビフィズス菌プレミアムビースリー®EXは腸内環境を整え老廃物の排出を促してくれる役割があるのでダイエットに効果的です。
ビフィズス菌は風邪を引きにくい身体づくりに欠かせないものですが身体にとてもいい働きをしてくれる善玉菌ですので積極的に摂取しましょう。
終わりに
いかがでしたか?誰もが一度は聞いたことのあるビフィズス菌ですが風邪を引きにくい身体にするためには欠かせないものだということが分かりました。
ヨーグルトをカップ2個食べるのは大変ですが魔法のダイエットならば一粒で済みます。
風邪の流行る時期になる前にビフィズス菌で対策しましょう。