仕事をしていると、「この人は仕事ができる人だなぁ」や「この人はどうして仕事ができないのだろう」と感じることはありませんか?自分も仕事ができる人でいたい!と思うものです。そうなるには、両者の違いを理解して自分の中に取り入れることが重要です。
ここでは、仕事ができる人・できない人のそれぞれについて触れ、両者の違いをご紹介します。
仕事ができる人とは
仕事ができる人とはどのような人でしょう。決断するのが早い、経験や知識を存分に発揮できる、質問することができる、行動力がある、などが挙げられます。自分を高めるだけでなく、周りの人からの評価や支持が得られる人なのです。
仕事ができない人とは
仕事ができない人はできる人と反対のことをしていますが、仕事ができない人は以下のことが当てはまります。時間の管理ができない、質問できない、同じミスを繰り返す、などです。
作業効率が下がったり、他人の目を気にし過ぎる、周りの人からの信頼が得られにくくなる、といったマイナス面が目立ちます。
仕事ができる人とできない人の違い
仕事ができる人、できない人の10の違いを以下に述べます。
1.報連相をする、しない
会社に勤めていると、1人きりで仕事することはほとんどありません。チームで進めていたり、人との関わりがある中で仕事を進めていきます。
仕事ができる人は報連相を欠かしません。報連相によって、仕事を円滑に進めることができますし、全体の士気が上がることがあります。
一方、仕事ができない人は報連相を行わず、自分の思うがままに仕事を進めます。それはチームの輪を乱すことになりますし、仕事に進展も見られないのです。
2.決断力がある、ない
仕事ができる人は決断力がズバ抜けています。正しい判断を行うには先のことを見据えて考えなくてはいけませんし、あらゆる情報から決めなければいけません。仕事ができる人は論理的に段階を追って考えるので、早い決断ができるのです。
一方、仕事ができない人はあらゆる情報を整理することができていなかったり、決断を下した後の責任を取ることに恐れてしまうため、なかなか決断しません。
3.テキパキしている、ダラダラしている
仕事ができる人は常に優先順位を考えていたり、考えが整理されているので、いくつも仕事を抱えていてもテキパキと処理していきます。また、自分自身の考えをはっきり伝えることもできるため、他の人からの信頼を得やすいです。
それに対して仕事ができない人は1つの仕事をダラダラ行います。そういう人には仕事の結果が得にくいですし、周りの人達から信頼も得にくいのです。
4.残業をあまりしない、しがちである
テキパキ、ダラダラしていることと関係があります。仕事ができる人は自分のプライベートも大切に考えています。残業を抑えて自分の自由な時間を確保することでリフレッシュでき、翌日にはすぐに仕事モードになれます。気持ちの切り替えを上手く行えるのです。
ダラダラして残業をしていると仕事への意欲が減りますし、作業効率が下がります。そんな状態で仕事しても良い結果は得られません。
5.積極的に動く、受動的に動く
仕事ができる人は積極的に動いて色々な物事を吸収しようとします。また、会議などで積極的に発言したり質問することで、意欲的な人間だと評価されます。自分だけでなく、周りの人にも影響を与えることがあるので、全体の士気も上がりやすくなります。
一方、いつも受け身で仕事をしていると有意義な情報を得られませんし、自分の力を高めることもできません。周りの人も受け身の人には仕事のことで話し合ったり相談しにくいものです。
6.整理整頓ができる、できない
仕事ができる人は机の整理整頓ができています。何がどこにあるのか一目瞭然ですし、時間を掛けずに探し出せます。
一方で、整理整頓ができていないと、いざ必要なものを探すときに時間が掛かってしまい、仕事に支障をきたす場合もあります。いつでもサッと取り出せるように、机も頭も整理整頓が大切なのです。
7.仕事上のキャリアプランがある、ない
仕事上のキャリアプランとは、いつまでにどうなりたい・どうしたい、といった目標のことです。
階級のアップを掲げる人もいますし、今行っているプロジェクトを大成功させて次に繋げたいという目標もあります。仕事ができる人はキャリアプランを考えているので、達成しようと意欲的に仕事に取り組みます。
一方、仕事ができない人はキャリアプランを真剣に考えることもなく目の前にある仕事をこなすことだけを考えるのです。
8.計画性がある、ない
日々、仕事をしていく上で計画性があるかどうかは大切になってきます。仕事ができる人は優先順位を考えて計画を立てます。なので、効率よく仕事をこなせますし、何をどうすれば良いか常に明確になっています。
仕事ができない人は計画性がないため、仕事を溜め込みがちになります。効率が悪く、その人自身の評価が大幅にダウンします。
9.メモを活かす、活かさない
会議や出張等でメモを取ることが多いです。そのメモを活かすか活かさないかも仕事ができるかできないに関わってきます。メモを見直して、行き詰まったときにメモを参考にして閃く人はメモを最大限に利用できています。
しかし、メモを取るだけ取って参考にしない場合、そのメモは不要なものになってしまいますし、メモしていた時間が無駄になってしまいます。
10.客観的、主観的
仕事をしていく上で、物事を客観的にも主観的にも考える必要があります。主観的に物事を考えることはできても、客観的に考えることは難しいものです。
仕事ができる人は主観・客観の両方を兼ね備えています。客観的に眺めることで目的に向かって進んでいるかを判断します。
仕事ができない人は主観しか働かないことが多く、間違った方向に進んでいても気付かないことがあります。主観的、客観的に物事を考えることで良い結果をもたらすかどうか決まるのです。
まとめ
仕事ができる人になりたいなぁ、と思っている人がいきなり仕事ができるようになるのは難しいです。しかし、自分に足りないところを補っていくと、徐々に仕事ができる人に近づいていきます。すると、大変な仕事が楽しく感じてきますよ。