すこやか美生活

家庭で見たい!”家族”がテーマの泣ける感動映画10選

家族がいることが当たり前になると、家庭の温かさへの感謝を忘れてしまいますね。

そんな時には、家族がテーマの感動映画で家族の絆の原点を思い出すべきです。

忙しい日々の中で見失ってしまっている家族への感謝愛情を、家族愛を描いた感動映画で取り戻しませんか?

毎日の疲れも癒されて、家族全員が笑顔になれるはずです。

ここでは、家族愛や家族の絆について考えさせられる泣ける家族映画の10選をご紹介します。

I am Sam(洋画)

知的障害を持つ主人公のサムには、一人娘がいます。

母親は、娘を出産後に姿を消してしまったため、サムが一人で娘のルーシーを育てていました。

しかし、知的年齢が7歳のサムには、娘を養育する能力はないとソーシャルワーカーに判断されたため、娘のルーシーと離れ離れになってしまったのです。

娘のルーシーを取り戻すためにサムは立ち上がり、凄腕女性弁護士とタッグを組むことになります。

娘を取り戻すのは不可能に近いけれども諦めずに立ち向かうサムの娘への愛情と、親子の絆を感じられる感動作です。

ライフ・イズ・ビューティフル(洋画)

舞台は1937年頃のイタリアのアレッツォという町で、イタリア人のグイドとドーラは運命的な出会いで恋に落ち、やがてめでたく結婚します。

グイドの夢でもあった本屋開業も叶い、息子のジョズエにも恵まれ、この上なく幸せな日々を送っていた3人。

しかし、ある日ドーラが出かけている隙に、グイドとジョズエ、叔父とがナチス・ドイツによって強制収容所に連れて行かれました。

そこでグイドは、幼い息子のジョズエが怯えないようにと「これはゲームなのだ。」と必死で嘘をつくのです。

父親としての温かい嘘に家族愛を感じると同時に、最後まで父親として息子を守ろうとする強さがユーモア交じりに表現されているからこそ、余計に泣けてしまう一本です。

マイ・ライフ(洋画)

癌の宣告を受けて余命わずかなことを知った主人公は、これから生まれてくる我が子のために、自分の姿を映像で残していくところに感動がある一本です。

主人公の妻は、夫の遺言とも言えるムービー作りの光景を見ながら、夫婦を超えた家族としての絆を取り戻していく展開で、まさに家族の絆について考えさせられる感動作です。

レインマン(洋画)

主人公の青年チャーリーは自由奔放な性格で、最初は父の遺産を目当てに兄と行動するようになりました。

兄は重度の自閉症でしたが、チャーリーと行動するほどに心を開くようになり、兄弟愛から家族愛を考えさせられる展開になります。

さらに、チャーリーにとって自閉症の兄はお荷物な存在でしたが、気がつけば自分の心の支えになっていたことを通して、忘れていた本当の家族愛を取り戻していく涙のストーリーです。

幸せへのキセキ(洋画)

なんのトラブルもなく、幸せに暮らしていたイギリスの新聞社に勤務のベンジャミンと妻のキャサリン、そして息子のディラン、娘のロージー。

そんな四人家族の絆に亀裂が入ったのは、妻のキャサリンが他界したことからでした。

キャサリンの他界後は、家族3人の心がバラバラになり様々な問題が発生します。

その状態をなんとかしようと、郊外へ引っ越すことになり、新しい生活の中で再び家族の絆を取り戻していくストーリーです。

ツレがうつになりまして。(邦画)

うつ病によって家族の絆に亀裂が入ったという家庭もありますね。そこでおすすめしたいのがこの一本です。

夫のうつ病を通して、夫婦がお互いに支え合い向き合っていく姿に家族の大切さを教えられます。

テーマがうつ病なだけに、暗いストーリーをイメージしてしまいますが、ユーモラス溢れる演出もあり軽いタッチで描かれているからこそ、より伝わってくるものがあります。

テーマはうつ病ですが、何らかの困難を家族と乗り越える時に、背中を押してくれる感動作です。

そして父になる(邦画)

福山雅治さんがエリート建築家である父親を演じた映画です。

出産の際に、息子を取り違えられたことが6年後になって病院から知らされて、パニックになりながらももう一方の家族と交流する中で「家族とは何か?父親とは何か?」を考えさせられていくストーリーです。

さらに取り違えられていた息子を取り戻すべきか?このまま他人である息子と暮らしていくべきか?の葛藤の中で、夫婦のぶつかり合いもあり、「家族とは何か?」を深く考えさせられる感動作です。

永遠の0(邦画)

百田尚樹さんのベストセラー小説が原作の映画で、第38回日本アカデミー賞の最優秀作品賞や最優秀主演男優賞など、多数の賞を獲得しています。

主人公の佐伯健太郎は、祖父と血が繋がっていないことを祖母から知らされます。

血が繋がっている本当の祖父は、天才パイロットで特攻隊で戦死した宮部久蔵だと後にわかります。

しかし、臆病者だと言われていた実の祖父の宮部久蔵がなぜ、特攻隊に志願したのか?が理解できず、その謎を主人公が究明していく中で、隠された深い家族愛があったことを知り、家族について考えさせられる内容のストーリーです。

東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(邦画)

リリー・フランキーさんのベストセラー自伝小説が原作の家族映画です。

主人公のリリー・フランキーさんは女手一つで育てられた一人息子。美大に行くことを志願していた主人公の夢を叶えようとお母さんは必死で応援してくれます。

その応援の甲斐あって、美大に進学できたものの思い通りには行かない日々が続きます。

しかし、そんなある日、コラムやイラストの仕事で食べられるようになった頃、お母さんの癌が発覚したのです。

お母さんにできるだけの親孝行がしたいと思う息子と、息子を思うお母さんの愛情が交差して涙が止まらない感動ストーリーです。

終わりに

落ち込んでいる時、支えになってくれるのはやはり家族ですね。

家族がいるからこそ、一人の人間として社会でも生きられているのではないでしょうか。

特に主婦は、家族のために時間に関係なく家事をしなければいけないので、家族に対しての感謝が薄れてきますね。

忙しい毎日の中で見失いかけた家族への感謝や愛情を取り戻すためには、家族愛を考えさせられる映画を見ることです。

そこにきっと、見失いかけている大切なものがあります。