どんなに幸せそうに見える家庭にも、誰にも言えない、言わないだけで、必ず一つや二つは悩みがあるものでしょう。
家庭の悩みは深刻なものも多く、絶対に誰にも言えない秘密や悩みを抱えて苦しんでいる方も沢山いらっしゃることと思います。
映画は自宅で気軽に自分だけのを時間を有意義に過ごすことができる素晴らしいものです。
ソファーやベッドでくつろぎながらリラックスして映画を見ながら過ごす時間は癒しの時間ですよね。
今回は人生を見直すきっかけになる名作映画10選をお伝えします。
1.LIFE(2013)
「LIFE」という雑誌の写真を管理している部署で働く地味な中年男性、ウォルター・ミティは好意を持っている女性と会話もままならない臆病者です。
特技は唯一”妄想をすること”でした。
ある日のこと、「LIFE」の表紙に使用するはずである写真のネガが見当たらないことに気付いたウォルターは、カメラマンを捜す旅へと出発します。
ニューヨークをたちグリーンランド、アイスランド、ヒマラヤへ、世界中の様々な場所へ足を運び奇想天外な旅がウォルターの人生を変えていくというストーリーです。
2.アバウトタイム~愛おしい時間について~ (2013)
タイムトラベルができるという特殊な能力を持つ一家に生まれた一人の青年。
思いを寄せている女性との関係をどうにかうまく進展させようと奮闘する中で、愛や幸せの本当の意味に気付いていくというヒューマンコメディーです。
人生一度きりしかない中で、かけがえのない日々の大切さに気付かされます。
平凡でなんてことのないはずに一日一日が大切な一日に変わり、当たり前のように周りにいてくれる人たちへ感謝をしてより一層好きになります。
3.リトル・ミス・サンシャイン(2006)
眼鏡っ子で小太りの少女、オリーヴの夢は美少女コンテストで優勝することです。
オリーヴは 地方予選でたまたま繰り上げ当選することができ、 家族と一緒になって決勝大会の会場を目指すのです。
家族それぞれがコンプレックスを抱え、車でひた走る珍道中。
様々な事件が旅先で起こり、事件を通してバラバラだった家族がだんだんと1つになっていきます。
あらゆる場面で小さなオリーヴが皆の太陽になっている様子が伺えます。
そしてラストにはおかしくてたまらないのに、そこに至るまでの過程を見てきたので泣けてくる、そんなコメディー映画です。
観る人の心を温めてくれるタイトル通りの映画です。
4.イエスマン
何に対してもNO!と言ってきた男性、主人公のカールはマイナス思考で消極的な性格。
パーティや友人からの誘いもすべて断ってしまってばかりでした。
このまま一人でいることに慣れてしまったら孤独死してしまうかも知れないと不安に思った彼。
ある日セミナーを受け全てのことにYES!と答える誓約を立てることになります。
それがきっかけでカールの人生は一変します。
今までは考えられなかった、飲み明かして酔いつぶれ、けんかをして人に殴られたり、ボランティアに参加することになったり、ギターや韓国語を習うようになったり。
彼の生活は今までとは真逆のハチャメチャで、しかしとても充実したものになっていくのです。
全てにYES!と答えることによって奇跡が起こるすがすがしい気持ちになる物語です。
自分を変えるのは大変な事ですがもっと気楽に自分の人生について考えられるようになります。
5.最高の人生の見つけ方 (2007)
死を意識した初老男性2人をジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン主演。
希望に満ちた残りの人生を描くヒューマンストーリです。
ある日病室で知り合った2人が意気投合し、自分たちの作った“やりたいことリスト”にのっとり、残りの人生を生き生きと駆け抜けていきます。
2人の初老男性の友情や2人のすがすがしい笑顔に、思わず癒され心洗われた気持ちになります。
6.オデッセイ(2015)
宇宙飛行士の主人公マーク・ワトニーが火星の有人探査中に嵐に巻き込まれてしまいます。
船長やクルー達が先に脱出してしまったことにより、一人取り残され絶望的な状況に追い込まれます。
人類の生存が困難な未開の地で生き残るため、彼は自分の持っている科学と植物学の力をどうにか駆使して生き延びる方法を探っていきます。
絶望の状況に追い込まれた中で諦めずに知恵を絞り、前を向き行動していく姿に勇気を貰える映画です。
7.博士と彼女のセオリー(2014)
スティーヴン・ホーキングは大学院で天才物理学者として将来を期待されていました。最愛の女性とも出会い、彼の人生は順風満帆に思われていました。
しかし、ALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病を発症してしまい、徐々に身体が動かなくなっていってしまいます。
天才物理学者と呼ばれていた主人公の半生が描かれている作品です。
人はなぜ生きるのか、生きる意味とはなんなのかということを教えてくれる映画です。
自分と重ね合わせて本当に送るべき人生が少し見えてきます。
8.マイインターン(2015)
70歳の新人、シニアインターンが新進気鋭のファッションサイトを経営・管理する会社で働くことになります。
そこのCEOとして忙しくも家族に恵まれ暮らすジュールズ。
人生においてすべてを手に入れたはずのジュールズのもとに試練が訪れ、歳が40個も上の新人に大切なことを教わっていきます。
人間は年齢を重ねた分だけ強くなります。
人生経験が豊富な人だからこそ分かる事、見えてくることもあるのです。
人生の生き方を教えてくれる映画です。
9.ぼくを探しに(2013)
両親を失ったという大きなショックで言葉を失ってしまった主人公。
ある不思議な力を持つ女性と出会うことにより人生の転機を迎える姿を、ファンタジックに描いています。
アニメーション監督ならではの作風で、チャーミングなキャラクターたちが心を元気にしてくれます。
10.レオン(1994)
レオンは世界観が独特でキャストの名演技が評価され、20年以上経った現在でも根強いファンが存在する素晴らしい作品です。
恵まれない家庭で育った少女マチルダと凄腕の殺し屋レオンとの純愛と戦いをニューヨークを舞台に描いています。
それぞれに悩みや孤独を抱えた2人の葛藤や恋人とも家とも付かない関係を築いていく姿に胸が熱くなります。
終わりに
悩み事には沢山種類がありますので時間が経過するとともにたいしたことがない悩みだったと感じるようになったり、人生においてはもしかしたら必要な悩みである可能性もあります。
いつか笑って誰かに話せるような悩みになるかもしれない、この悩みを乗り越えればきっと何か得られることがあるかもしれない。
そんな風に少しでもプラス思考になることが出来る素晴らしい映画を見て少しでも気持ちが軽くなればと思います。