花粉の飛散がピークに達すると、メガネやマスクなどで予防していても、鼻水やくしゃみ、目のかゆみ、頭痛などに悩まされるものです。
朝起きてすぐにお薬を飲めば症状は軽くなりますが、夕方になるとまた症状が悪化したり・・。
また、花粉症に効果があるサプリなどを飲んでもいっこうに症状が治まらない場合、いったいどうしたらいいのでしょう。
ここでは、そんなつらい花粉症の対策法についてご紹介してみたいと思います。
目次
花粉症の症状を緩和する方法とは?
辛い花粉症はなるべく軽減させたいものです。
すぐに取り入れられるものばかりですので実践しましょう。
甜茶やヨーグルトを摂る
甜茶には抗アレルギー効果があると言われていますが、花粉症の症状は人それぞれですし、その年の花粉の量や体調、ストレスなどでも変化するため、効果は誰しも同じとは限りません。
ですが、温かい甜茶を飲めばリラックス効果もあるため、日ごろから取り入れておくといいでしょう。
また、ヨーグルトは腸内環境を整え、それによってアレルギー症状を緩和すると言われていますのでおすすめです。
喫煙&飲酒を控える
喫煙や飲酒は花粉症の症状を悪化させると言われているため、花粉症の時期だけでも控えるようにしましょう。
ローズヒップティーはビタミンCを多く含んでおり、免疫力をアップさせ、アレルギー症状を緩和してくれる効果があります。
美肌効果もあるので女性の方にはうれしいお茶です。
最近はこのローズヒップティーを扱っているお店も増えているため、手軽に購入できるでしょう。
さらに、緑茶にべにふうきというお茶があるのですが、これも花粉症に効果があります。
通常の緑茶よりメチル化カテキンを多く含んでおり、その成分によって花粉症のつらい症状を緩和してくれます。
ただ、カフェインの量が多いため、寝る前には控えた方がよさそうですね。
こういったお茶は体質を改善するものですが即効性があるものではないため、長期間続けることが重要ですね。
花粉症に効く食品とは?
実は他にお花粉症に効果がある食品はたくさんあるのをご存じでしょうか?
ここでは、そんな食品についてご紹介しましょう。
【キノコ類】
キノコ類には免疫力をアップさせるビタミン類が多く含まれており、キノコが苦手という方は多いでしょうが、ぜひ積極的に摂ってみましょう。
【しそ】
しそは免疫機能が過剰に働くのを戻してくれ、その上アレルギー症状を軽減します。
悪玉コレステロールを減少させる効果もあるそう。
【玉ねぎ】
玉ねぎにはポリフェノールの一種といわれているケルセチンを含んでいるため、花粉症の改善が期待できます。
玉ねぎなら色々なお料理に使うことができるので、ぜひ利用してみてくださいね。
空気清浄機ではなく加湿器を使おう!
花粉症の方は空気清浄器をお使いの方が多いでしょうが、加湿器の方が実は効果が高いです。
特に、スギ花粉は湿気を含むと重さで落ちやすいと言われていますので効果的。
もちろん、床掃除をこまめに行うことも重要です。
花粉を家の中に入れない工夫を
空気を入れ替えるのに窓を開けたくなりますが、それも花粉の飛散の時期には控えましょう。
外出するのを控えると花粉症対策になるのは当然ですが、全く外出しないなんて不可能ですよね。
なので、外出先から戻ったら、しっかり衣類についた花粉を玄関の外で払ってから入りましょう。
さらに、花粉の時期にはお部屋の中にあるハンガーラックなどを玄関に移動しておくのも手です。
皮膚と目のかゆみの対策とは?
花粉症の時期に特につらいのが、かゆみではないでしょうか?
痛みは我慢できてもかゆみは特に我慢しがたいものです。
特に目のかゆみについては、みなさん目玉を取り出して洗いたい!などと言われますよね。
また、何度も鼻をかんでいると鼻の周りがかさかさになったり、空気に直接触れている首や顔周りに花粉がついてかゆくなることも多いですよね。
かゆみを対策するにはどうすればいいのでしょうか。
お肌の露出を控える
こういった皮膚のかゆみを防ぐには、まずは花粉がお肌につかないよう露出を抑えることや、さらにお肌のバリア機能を修復することが重要です。
お肌の露出を避けるには、長袖の服などを着るのはもちろんですが、目を保護するために花粉対策用のメガネをかけるのも効果的です。
このメガネはゴーグルタイプになっており、花粉の侵入がしにくい作りです。
その他にも、目のかゆみを抑える専用の目薬があるので、どうしてもかゆい時には医療機関や薬局などで相談してみましょう。
顔にフィットしたマスクを使う
また、鼻や口から花粉を吸いこむのを防止するのに、マスクがかなり有効です。
よく何パーセント花粉をカットするかが表示されていますが、それよりも顔にいかにフィットするかがポイントです。
マスクと顔の間から花粉が入らないよう、フィットするものを選びたいですね。
外から帰ったら顔を洗う
手洗いうがいを帰宅後すぐにする方は多いかと思いますが、手洗いうがいをし終えたら顔もしっかり洗いましょう。
外で花粉がついたのを洗い流すと同時に、部屋の中に持ち込まないためです。
しっかり保湿する
さらにもう一つは、花粉症のかゆみのせいで鼻をかんだり、目を擦ることがが多くなるため、お肌の乾燥がひどくなってバリア機能が低下しているはずです。
そうなると、ますます花粉症に対しての抵抗力が低くなり、悪循環に陥る可能性も。
なので、花粉が飛散する時期には乾燥を防止するため、保湿をしっかりと行いましょう。
だるさや倦怠感がある時は・・・
花粉症によってだるさや倦怠感を感じる方も多いです。
その原因の一つには睡眠不足があります。
目がかゆかったり、鼻詰まりがあるとなかなか眠れないもの。
ですが、その睡眠不足によってさらにだるさや倦怠感が起こってしまうのです。
なので、しっかり睡眠を取ることが大切ですので、寝る前にお風呂でゆっくり体を温め、血流をよくしておきましょう。
また、寝ている間に鼻づまりが起こらないよう、寝室には加湿器を置くことをお勧めします。
空気清浄機と同時に使ってもいいでしょう。
終わりに
花粉症の症状は人によってそれぞれ原因や出方が違っており、また重症度も違いますし、日頃の生活習慣などによっても変わってきます。
なので、自分にぴったり合った対策を見つけることが大切です。
どうしてもつらい時には医療機関で相談することも重要ですね。
ぜひ、ご紹介したことを参考にしていただき、今年の花粉の時期を快適に過ごして頂ければと思います。