すこやか美生活

不眠が続く日々…その原因は「寒さ」かも!?

数ヶ月前まではあんなに快眠だったのに、寒くなってからなかなか眠れないのは、寒さが原因かもしれません。

寒さによるストレスで自律神経が乱れると、睡眠サイクルを左右する体内時計が狂って不眠に陥ります。

寒さがきっかけで起こった不眠を放置しておくと悪化して、気温に関係なく不眠になる恐れもあります。

ここでは!寒さによる不眠の解消法をご紹介します。

 寒さで眠れない理由は自律神経の乱れ

秋冬になると、毎年眠りづらくなるという人は、寒さのせいで不眠になっている可能性が高いです。

寒さは、ストレスとなり、睡眠サイクルを乱します。

また、寒さのせいで自律神経も乱れやすくなりますから、さらに不眠が深刻化します。

自律神経が乱れても、翌朝、同じ時間に目覚めて、しっかり朝日を浴びられると、体内時計がリセットされて、狂った睡眠サイクルを元に戻せます。

しかし、冬は特に、太陽の光が弱く、日照時間が短いので、太陽の光で体内時計をリセットするのが難しいのです。

自律神経には、交感神経と副交感神経があり、睡眠サイクルに合わせて、二つの神経が必要なタイミングで入れ替わり、私たちの体の機能、内臓、精神状態のバランスを保っています。

交感神経・・・活動モードや緊張モードの時に働き、まさに日中に活躍する神経です。

副交感神経・・・リラックスモードの時に働く神経で、寝る前やお風呂に入っている時、気分転換をしている時などに優位になります。

自律神経が狂うと、ほとんどの場合、交感神経が優位になります。

つまり、緊張モードばかりが続くのです。

すると、緊張の連続により血管が収縮し、血液循環が悪くなるのです。

血液循環が悪くなると、なかなかリラックスできないので、眠りに就けなかったり、眠りが浅くなったりします。

体温と睡眠の関係

自律神経の乱れは、体温にも影響します。

交感神経と副交感神経には、それぞれ体温を上げたり下げたりする働きがあり、生活サイクルに合わせて体温をコントロールすることで、神経のバランスや睡眠サイクルを正常に保っているのです。

しかし、自律神経が乱れると、体温の上げ下げのタイミングも狂うので、眠るべき時間に眠れないという事態が発生してしまうのです。

正常ならば、日中は交感神経の働きによって活動モードになっているため、体温が上昇します。

しかし、寝る前になると、副交感神経が優位になることでリラックスモードに切り替わり、日中に上げていた体温を下げようと働きます。

それによって、眠気が起こり、眠りに入っていけるのです。

しかし、この体温コントロールのサイクルが乱れると、起きるべき時間に起きられず、眠るべき時間に寝られないという不眠の症状に襲われてしまいます。

女性の方が自律神経が乱れやすいのはなぜ?

 

寒さにより自律神経が乱れることで、不眠に陥る女性が増えています。

そもそも、女性の方が自律神経が乱れやすいので、不眠の症状も出やすい傾向にあります。

自律神経が乱れやすいのは、女性ホルモンの分泌をコントロールする場所と自律神経をコントロールする場所が近いからです。

女性は、生理周期を基本に2つの女性ホルモンが入れ替わります。

そのため、女性ホルモンのバランスが崩れやすいのです。

女性ホルモンの分泌をコントロールする場所と自律神経をコントロールする場所は、脳の視床下部にあります。

ですから、女性ホルモンのバランスが崩れると、近くにある自律神経のバランスも乱れてしまうのです。

寒さで眠れない女性が急増中!

女性は、自律神経が乱れやすいだけではなく、体が冷えやすい体質でもあります。

その証拠に、女性の方が冷え性になりやすいですよね。

女性は、筋肉より脂肪の方が多いです。

それは、妊娠をする上で必要なので仕方ありません。

筋肉の収縮により、血液循環は良くなるので、筋肉量が多いと、少し動くだけで血行が良くなり、体が温まります。

しかし、脂肪の方が多いと、血行が悪くなりやすく、さらには一度冷えるとなかなか温まらないという脂肪の特性により、冷えが続いてしまうのです。

つまり、女性は、女性ホルモンの乱れと冷えやすい体質から、自律神経のバランスを崩しやすく、それによって寒い日は特に不眠に陥ってしまうのです。

不眠を防ぐ冷え改善法

眠れない原因が「寒さ」なら、徹底的に「温める」生活を送ることで、自律神経のバランスが整い、不眠を解消できます。

ここで、不眠を解消するための冷え改善法をご紹介します。

ぬるま湯に長く浸かる入浴を

ぬるま湯に長く浸かる入浴をすると、体の芯までしっかり温まるので、睡眠しやすくなります。

38度から40度程度のぬるま湯に30分程度ゆっくり浸かることで、皮膚の表面だけではなく、体の深部まで温まるのです。

睡眠したい時間の1時間程度前に入浴して、ぬるま湯で体の深部まで温めると、布団に入る頃には、体温が少しずつ下がっていくので、眠気が起こり、うまく入眠できます。

忙しいと、シャワーだけで済ませるか、熱いお湯に短時間しか浸からないような入浴になりがちですが、なるべく、ぬるま湯に長い時間浸かって、体の深部を温めましょう。

適度な運動で筋力をアップ!

女性は特に、脂肪の方が多いので筋肉がつきにくいのですが、適度な運動をしていれば、ある程度は筋力がアップします。

筋トレやジョギングといったハードな運動ではなく、20分程度のウォーキングで大丈夫です。

忙しい人は、わざわざウォーキングの時間を取るのも大変でしょうから、階段を上がるのを習慣にするだけでもいいです。

身体を温めるために、効果的に筋肉をアップするなら下半身を鍛えることです。

下半身の筋肉量は、なんと全身の7割程度もあります。

また、足は心臓から遠いので血流が悪くなりやすいですね。

足の筋力をアップすれば、血流が良くなり、冷えにくくなります。

暖かい睡眠環境を作る

入眠の時は、布団の中が温かい状態で、頭が身体より冷たい方が眠りやすくなります。

特に冬は、布団自体も冷たくなりやすいので、布団乾燥機や湯たんぽ、電気毛布などで温めてから布団に入りましょう。

 終わりに

眠れない原因は、大人になるほど複雑化してわかりにくいですが、冬だけ眠りにくいという人は、一度「寒さ」を疑ってみてもいいかもしれません。

寒さから自律神経が乱れるメカニズムを知って、温める生活習慣を心がけましょう。